こういう疑問に答えようと思います。
今回の記事では、マリオットのポイントを利用して、国内線を格安(具体的には1万円ちょっと)で乗れる手順が理解できますよ。
私は実家が四国で、妻と2人、往復12万円を超える飛行機代が負担でした……。旅行も飛行機代が高くて行けない。
「もっと飛行機が安くなれば……。」と何度も心のなかで叫びました。
それが今では、3ヶ月に2回くらいの割合で国内旅行に行っています。マリオットはゴールド会員。
結論からいうと、知識があれば国内線を国内路線が、片道1万円ちょっとで乗れるようになります。
地方路線だと片道平均3万円とか普通なので、費用対効果を考えても実践の価値があると思います。
飛行機代に悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。
マリオットのポイントを購入して格安でJAL国内線に乗る手順
結論:マリオットのポイントを購入して、ブリティッシュエアウェイズのAviosに交換して、特典航空券を発券してJAL国内線に乗りましょう!
結論からいうと、
・マリオットのポイントを購入する
・ブリティッシュエアウェイズの特典航空券を利用して国内線(JAL便)に乗る
ということです。
補足:ブリティッシュエアウェイズはイギリスのエアラインです
「よく知らないエアラインだな……。」って思うかもですが、JALと同じ『ワンワールド』加盟のエアラインで、イギリスのフラッグキャリアです。
日本ではブリティッシュエアウェイズの飛行機が飛んでいないので、
・特典航空券 → ブリティッシュエアウェイズで発券
・実際に乗る飛行機 → JAL
ということになります。
国内線格安!マリオットポイント購入からJAL国内線に乗るまでの具体的な6手順
具体的には下記です。
- マリオットの会員登録をする
- ブリティッシュ・エアウェイズのExecutive Club登録をする
- マリオットのポイントを購入する
- マリオットのポイントをブリティッシュエアウェイズのAviosに交換する
- ブリティッシュ・エアウェイズのAviosで特典航空券を発券する
- JALに搭乗する
少しやることが多いのは事実です。
「面倒くさい……。」
「よくわからない……。」
って思うかもですが、飛行機代が格安になるので価値がありますよ。
手順(1):マリオットの会員登録をする
詳細
- 登録時はローマ字入力する
まずは、マリオットのポイントを購入するために、マリオットの会員登録をします。
会員じゃないとポイントを購入できません。
会員登録の際に、少し手こずるかもしれない点としては、名前や住所をローマ字入力する必要があります。
理由は単純で、マリオットはアメリカの会社だからです。
※会員登録のやり方は「【2022年版】マリオットボンヴォイアメックスを紹介で申し込む手順3ステップ【1番お得です】」の前半にまとめています。 この記事では『マリオットボンヴォイアメックスを紹介で申し込む手順』を解説していきます。記事の内容を理解・実践してもらうと、普通に申し込むより多くポイントをもらいながら、マリオットボンヴォイアメックスの申し込みができますよ。
【2024年版】マリオットボンヴォイアメックスを紹介で申し込む手順3ステップ【1番お得です】
手順(2):ブリティッシュ・エアウェイズのExecutive Club登録をする
詳細
- 登録時はローマ字入力する
- マイレージプログラムの番号をメモする
ブリティッシュ・エアウェイズExecutive Clubというのは、マイレージプログラムの名称です。
『JALマイレージバンク』と同じようなものと考えればわかりやすいかも。
この時点でブリティッシュ・エアウェイズExecutive Club登録をする理由は、マリオットでポイントを購入するときに『マイレージプログラムの番号』を入力する必要があるからです。
ブリティッシュ・エアウェイズはイギリスの会社なので、登録はマリオットと同様にローマ字入力します。
多分、マリオットの登録とブリティッシュ・エアウェイズの登録が1番手こずる部分だと思うので頑張りましょう。
手順(3):マリオットのポイントを購入する
詳細
- 1,000ポイント → 12.5USD
- 50,000ポイント → 625USD
- 購入上限は年間50,000ポイントまで
- セール時に購入するとオトクに買える(35%セールが多い)
ポイントは1,000ポイント単位で購入できるので、必要なだけ購入します。
3ポイント=1Aviosです。
国内線に乗るには片道6,000Avios必要なので、最低でも18,000ポイント購入しましょう。
「ポイントの購入ってやったことがないからデメリットのことも知りたい……。」という意見もあるかもなので、その場合は「マリオットポイントを購入しても損をしない? メリットとデメリット」をどうぞ。
手順(4):マリオットのポイントをブリティッシュエアウェイズのAviosに交換する
詳細
- 3ポイント → 1Avios
- 60,000ポイント単位で交換すると5,000Aviosボーナス付与
ポイントからマイルへの交換は「エアマイルへの交換ページ」でおこないます。
・エアラインのマイレージプログラム名
・マイレージプログラム会員番号
・交換ポイント数
上記3点のみの入力なので迷うことはありません。一瞬で完了します。
ブリティッシュ・エアウェイズのAviosに反映されるには数日かかるので、日程には余裕を持っておいた方がいいですね。
損をしたくないなら『50,000ポイント購入+10,000ポイント貯める』というパターンが最強です
マリオットでは60,000ポイント単位で交換すると5,000Aviosボーナス付与されます。
・ボーナスアリなら → 60,000ポイント交換 → 25,000Avios
圧倒的にオトクですね。
具体的なやり方は簡単で、
を利用して、ショッピングで10,000ポイント貯めます。旅系最強のクレジットカードなので、持っていないと損です。
どうせなら、60,000ポイントで交換した方がいいので『50,000ポイント購入+10,000ポイント貯める』戦術を使いましょう。
※マリオットのポイントについて詳しく知りたい人は「わかりにくいSPGアメックスのポイントをわかりやすく解説する【マリオットボンヴォイ】」をどうぞ。(SPGアメックスのポイントとマリオットのポイントは同じです。)
手順(5):ブリティッシュ・エアウェイズのAviosで特典航空券を発券する
詳細
- BAのHPもしくは電話で、特典航空券の発券をする
- eチケットをプリントアウトする
特典航空券の購入自体は、普通のweb申し込みなので難しくないです。
注意点としては往復予約の際も片道ずつ予約するということ。
理由は単純で、往復で予約すると、片道乗った後にキャンセルや変更を希望してもAviosが変換されないからです。
「外国のエアラインの予約ってなんか怖い……。」っていう意見もあるかもですが、eチケットをプリントアウトしておけば、JALのスタッフにみせればいいだけなので安心してOKです。
サクッと特典航空券を発券しましょう。
※より詳しくは「ブリティッシュエアウェイズのAviosでJALに乗る方法【手順と注意点を解説!】」にまとめています。
手順(6):JAL国内線に搭乗する
詳細
- JALの『有人チェックインカウンター』で手続きをする
- チェックイン後の手荷物検査などは普段飛行機に乗るときと何も変わらない
ここまでくれば、あとは飛行場にいって飛行機に乗るだけです。
機械ではチェックインできません……。
直接スタッフの人にエアチケットを見せて搭乗手続きをしましょう。
搭乗手続きをすませて、保安検査場をぬけたら、カードラウンジも利用できるし、普段JALに乗る感覚とまったく同じで問題ありません。
マリオットポイントを購入して特典航空券を発券した場合と『先得(国内線)』の場合を比較してみる
前提条件
- 1ドル100円計算
- 地方路線(羽田〜四国)
- SPGアメックスを使って10,000P貯める
- 35%セール時マリオットのポイントは50,000P購入
- 合計、60,000PでブリティッシュエアウェイズのAviosに交換
それでは、今回の記事の内容を実践した場合と、『JALの先得』を利用した場合の費用を比較してみます。
※先得は『スーパー先得(55日前)』を想定していますが、金額に関しては変動があるので参考値としてみてください。
- | 金額 | マリオットのセール利用 | 夫婦で乗った場合の合計金額 |
---|---|---|---|
JAL先得利用 | 32,000円(片道) | - | 64,000円(片道) |
マリオットのポイントを購入してBAの特典航空券で発券 | 15,625円(片道) | 10,156円(片道) | 20,312円(片道) ※セール利用時 |
実際に私の体験談をベースにしています。
地方路線で片道10,156円(往復20,312円)まで節約できます。
マリオットのポイントを購入して、特典航空券で飛行機に乗る激安さを理解してもらえたでしょうか?
飛行機移動の金額的なハードルが下がりました
夫婦で乗っても片道20,312円(往復40,634円)なので、すごーーーく負担が減りましたよ。
完璧、最高です!(この方法が広がってほしい。)
マリオットのポイントを購入して、ブリティッシュエアウェイズの特典航空券で国内線に乗って、金銭的な悩みを解決してほしい
というわけで、この記事の内容を実践してもらえば、
・予算の都合で数年に1回しかできなかった帰省が毎年できる
こんな感じに変わると思います。
(そうなってほしい!)
多くの同じ悩みを持つ人が、予算の悩みから解放されたらいいなと心からそう思います。
それではー。
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