ブリティッシュエアウェイズのAviosでJALに乗る方法【手順と注意点を解説！】

こういう疑問に答えようと思います。
 

今回の記事では下記の3点を解説します。

最初に言っておくと、今回の記事は特典航空券で飛行機に乗る話なので、ブリティッシュ・エアウェイズのAvios(マイル)が貯まっていないとダメです。

しかしAvios（マイル）を貯めることができる人にとっては、最高に使い勝手よく飛行機に乗ることができます。

※Aviosとマイルは同じ意味です。（以下、Avios）

私は国内旅行が好きで3ヶ月に2回くらいの割合で日本中を巡っています。飛行機はもちろん『ブリティッシュ・エアウェイズの特典航空券を発券してJAL便』に乗っています。

国内線の飛行機代が高くて悩んでいる人に参考になったら嬉しいです。

※会員登録は終了している前提で記事を書いています。

ブリティッシュ・エアウェイズのAvios(マイル)でJALに乗る

下記の流れでJALに乗ります。

なぜこのような形になるかというと、ブリティッシュ・エアウェイズは日本路線を運行していないので、特典航空券で日本路線を発券する場合は、同じ『ワンワールド』所属で提携便としてJALを利用して運行するためです。

なので、

特典航空券を発券するエアラインと、実際に搭乗するエアラインが別になるのです。
 

※国内便だけではなく、『羽田　→　台湾』や『成田　→　韓国』など日本発の海外路線もJAL便を利用します。今回は国内線目線で記事を書くので詳しくは割愛。

BA特典航空券のメリット

大きくは下記の3点がメリットです。

メリット(1)：国内線は少ないAviosで飛行機に乗れる

繰り返しになりますが、JALの特典航空券よりも少ないAviosでOK。

下記で比較します。

BA特典航空券とJAL特典航空券の必要Avios数の比較

-	BA	JAL
羽田〜札幌	6,000Avios	7,500マイル
羽田〜福岡	6,000Avios	7,500マイル
羽田〜鹿児島	6,000Avios	7,500マイル
羽田〜那覇	9,000Avios	7,500マイル

こんな感じでして、圧倒的に少ないAviosで特典航空券が発券できます。

表では4路線だけしか参考例としていませんが、JALが運行していればどこでもOK。

羽田空港を基準にした場合、沖縄県の空港以外は日本中どこも片道6,000Aviosです。

メリット(2)：ブラックアウト（除外日）がない

年末年始とかであっても特典航空券が発券されています。スーパー争奪戦ですけどね（笑）

メリット(3)：Aviosの購入が可能

JALの場合、マイルの購入はできませんが、Aviosは購入が可能です。

ブリテッシュエアウェイズの特典航空券を発券する手順【国内線】

発券方法は下記2点。

オススメは『web発券』です。理由は、3分で発券できるし、24時間いつでも予約可能だからです。

それぞれ解説します。

発券方法(1)：webで発券する【必要な時間は3分】

まずはブリティッシュ・エアウェイズ（British Airways）のHPにログイン。

▲HPにログインしたら『ExecutiveClub』のなかにある『Aviosを使う』をクリック。

▲特典フライトの予約をクリック。

▲空港コード3桁を入力。

往復でも特典航空券の予約は可能ですが、『片道のみ』にチェックを入れて往路と復路を別々に予約しましょう。理由は、次の章でまとめています。

▲ブリテッシュ・エアウェイズは日本国内線の運行がないので、同じ『ワンワールド所属のJAL』の飛行機に乗ることになります。希望のフライトを選択しましょう。

▲フライト便、時間、必要Avios等を確認したら、後は搭乗者や支払先を入力するだけなので画像は割愛。

特典航空券の予約は完了です。

予約方法(2)：電話で予約する

電話で予約する場合は下記の番号にかけます。

土日や夜にどうしても電話で予約したい場合は、『アメリカ』や『ヨーロッパ』のブリティッシュエアウェイズに電話する必要があります。番号は……割愛。

ブリテッシュエアウェイズの特典航空券を発券するときの注意点

注意したいのは下記の5点。

解説します。

注意点(1)：面倒でも片道ずつ発券しよう

理由は往復で発券してしまうと、片道搭乗後に残りの復路をキャンセルするとAviosが戻ってこないからです。

ブリティッシュエアウェイズの、キャンセル時にAviosが返却されない基準は以下の通りです。

片道ずつ発券しておくと、往路を搭乗後に復路の搭乗時間まで24時間以上あればキャンセルしてもAviosが返却されます。

※詳しくは「ブリティッシュエアウェイズの特典航空券のキャンセル方法と注意点 」の記事を参考にどうぞ。

注意点(2)：電話の場合は日本語が少し片言でわかりにくいときがある……

オペレーターが日本人ではない場合は『片言』です……。

一応会話は成立するレベルの方ばかりですが、たまに『？？？』ってなることも。

問い合わせだと少し困ることもあります。

注意点(3)：電話で発券する場合、1回ごとに2000円必要

webなら無料です。

この記事の画像で解説している通りにやってくれたら3分で終わるので、電話で手続きしないで自分でやりましょう。

一部の例外もあります。

ブリティッシュエアウェイズの仕様の問題で発券できない場合は、電話での予約でも手数料は発生しません。

例えば、子供のみのAviosでの発券はwebではできません。このような場合は電話のみでの予約になりますが手数料は必要ありません。

注意点(4)：国内線の発券した路線を変更する場合は一旦キャンセル処理をしよう【真剣！】

理由は損をしないためです。

本来、変更の場合もキャンセルの場合も手数料として『5,740円』必要です。（電話でキャンセルの場合は7,740円）

しかし……

キャンセルの場合は、空港税が5,740円より安い場合はそちらがキャンセル料として適用になります。

国内線の場合ほとんどの場合、空港税などの諸費用は数百円です。

上記の画像を例にすると、webでキャンセルの場合は空港税の290円がキャンセル料になります。
 

予約内容を変更したい場合は、

・損：直接予約の変更
・正解　：予約のキャンセル　→　予約を取り直す

このようにおこないましょう。

国際線だとキャンセル料はほぼ5,740円です。

搭乗する路線にもよりますが、国際線の場合は『空港税や燃油税などの諸費用』の合計が５，７４０円をこえます。（数万円とかザラ……。）

※キャンセル料は別途支払うのはなく、支払い済みの諸費用から相殺というかたちで処理をされます。

注意点(5)：出発24時間前～48時間前はwebで申し込みができない、電話のみ【平成30年12月仕様変更】

この点がブリティッシュ・エアウェイズのデメリットです。（JALを予約する場合です。）

改悪……。

一応手数料は不要！

webで直前発券ができないのは地味に困りますね。

一部例外の路線もあります。

ブリティッシュエアウェイズなど一部の路線は48時間前でも、問題なくwebで予約ができます。

逆に5日前からwebだと予約できない路線もあります。

ブリティッシュ・エアウェイズのAviosの貯め方

下記5つの方法がメインの方法になります。

Aviosの貯め方(1)：SPGアメックスのポイントをAviosに交換する

は1.25%で還元されます。

ポイントをAviosに交換するなら、数あるクレジットのカードのなかで1番使いやすいです。

 

Aviosの貯め方(2)：予約サイト『Kaligo』のマイル還元で貯める

ブリティッシュ・エアウェイズのAviosは還元率が高いのでオススメです。

シンガポールの会社ですが、日本語に対応しています。

Aviosの貯め方(3)：イベリア航空のAviosを購入してBAのAviosに交換する

イベリア航空もブリティッシュ・エアウェイズと同じでAviosを採用していて交換できます。

会員登録してから3ヶ月立たないとブリティッシュ・エアウェイズに移せないので注意。
 

※イベリア航空の会員登録に関しては「イベリア航空の会員登録のやり方と知っておきたい注意点【画像あり】」にまとめています。

Aviosの貯め方(4)：グルーポンでAviosを購入してBAのAviosに交換する

グルーポンでAviosを購入　→　イベリア航空にAviosを反映させる　→　ブリティッシュ・エアウェイズにAviosを移す

上記の流れでおこないます。

Aviosの貯め方(5)：ラグジュアリーホテルのポイントをAviosに交換する

下記のホテルはAviosに交換できます。

まとめ：ブリテッシュ・・エアウェイズは本当に使い勝手がいい！

web予約は本当に簡単なのでオススメです。

注意するのは『片道』ずつ予約することだけ。少し面倒ですが、こうしておかないと急なキャンセルに対応できないので仕方がないです……。Aviosが戻ってこないのは痛いですよね？

サクッと予約できるので、旅行したいと思ったらすぐに特典航空券を予約してください。

本当に便利だし、少ないAviosでいいのでかなーーーり重宝しますよ。

それではー。