こんにちは、ミハナです。
台湾の九份(ジョウフン)を紹介します。
日本語読みでは(きゅうふん)と呼びます。
「千と千尋の神隠し」のモデルになった場所と言われていて(ジブリでは否定していますが……。)日本人観光客に超・超・超人気です。
交通アクセスを含めて、レビュー画像をメインに紹介していきます。
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台湾人気スポット九份を紹介!行き方は?見どころは?トイレは?
台北市内から九份までの行き方(アクセス方法)
九份への行き方は全部で3つあります。
九份へのアクセス方法
・タクシー
・鉄道+タクシー(バス)
です。
1番簡単な方法が、バス1本で行く方法になります。
九份への行き方(1):バス1本で行く
MRT忠孝復興駅で降りて2番出口を出た所から九份行きのバスに乗ることができます。
2番出口を出てそごうを背中にして歩いていきます。徒歩2.3分で横断歩道があるので渡ったところがバス停です。
バス停には九份を目指している人の行列が並んでいるのですぐにわかります。
ここに改札が出ていますがバス停は実際はまだ少し先です。(150メートルくらい先にある)
※2016年4月から新しいバス停になりました。
この行列は古いバス停で、新しいバス停の存在を知らずに並んでいる人たちです。
てか、バス停に注意書きなどないので「このバス停は今は使われていないバス停」という知識がないとわからないです。
画像にあるPOPらしきものを持っている人は、タクシーの営業のおっちゃんです。
1062系統に乗ります。
乗車料金は乗るときに払います。本当は110元だそうですが100元札を見せたらOKと言われました。アバウトですね。
悠遊カードも使えます。
こちらが2016年4月からの新しいバス停の看板です。ちゃんと1062系統の表示もありますね。
バスの車内はこんな感じでガラガラでした。
ここから1時間30分ほど揺られていきます。
バスに揺られて九份に到着間近の車内からの風景です。海がキレイです。
The中国文化みたいなギラギラの建物です。
九份に到着です。
このバス停から徒歩で2分くらい歩くと九份のメイン通りの基山街です。
九份への行き方(2):タクシーで行く
台湾の人気観光名所の九份にタクシーで行く場合は、1000元固定で乗ることができます。
九份行きのバス停のところにはタクシーの営業がいます。
画像にあるPOPらしきものを持っている人はタクシーの営業です。「九份まで1000元で行くよーーー」って誘ってきます。
「バスで行くと1時間50分かかるよーーー、タクシーだと40分で着くぜ、どうだ???」って言ってきますが「バスだと1時間30分くらい、タクシーだと50分くらいです。」
これは誰かと相乗りできるのであれば1人あたりの金額は安くなるのでお得だったりします。
2人組と2人組の相乗りであれば1人あたり250元でお得度が増します。
タクシーの営業と言うと怪しく感じますが、九份へは「タクシーで1000元で行く人、帰る人」はけっこういます。
台湾でのタクシーの乗り方は「台湾タクシーの乗り方を解説!基礎知識まとめ」がわかりやすいので、合わせて読んでみてください。
九份への行き方(3):鉄道とタクシー(バス)を組み合わせる
台北駅から鉄道で九份の最寄り駅まで行きそこからタクシー(バス)で移動という手段もあります。
台北駅から台鉄瑞芳駅まで行きます。これはMRT(地下鉄)ではなくてTRA(台湾鉄道)です。
台北駅の地下1階から乗ること出来ます。
日本の電車のように「各駅停車」と「特急」に分かれています。各駅停車が「区間車」という表示をされていて49元(170円くらい)で50分くらいで瑞芳駅に着きます。
「自強号」というのが特急の表示になり、76元(250円くらい)で40分くらいで瑞芳駅に着きます。
瑞芳駅からはタクシーもしくはバスで九份まで行くことになります。10分ちょっとで九份まで着きます。
バスの場合は瑞芳駅を出て目の前の広場を左方向に5分くらい歩くとバス停があります。
「金瓜石行き」のバスに乗りましょう。個人的にはタクシーに乗った方が乗り間違えがないのでおすすめです。
補足:九份からの帰りはタクシーが超絶おすすめ
九份からの帰りもバス停にひっきりなしにタクシーが寄ってきて、「台北車站(台北駅)1000元」と営業をかけてきます。実はこの九份からの帰りのタクシーは非常に乗る価値があります。
九份からの帰りのバスは超・超・超・混みあいます。
周りは観光客ばかりで中国人観光客も多いです。バス停で並んでいてもバスが来た瞬間に早い者勝ちで一気に席が埋まっていきます。中国人に遠慮というものはありません……(汗 お人好しの日本人は席に座れずに立ちっぱなしで台北車站(台北駅)まで……なんていうこともザラです。
さらに、バスで九份から台北車站(台北駅)だと1時間30分くらいかかるのですが、タクシーだとなんと50分です。 高速道路を110キロくらいで飛ばして走ってくれます。この時間の差が非常に価値があるのです。
九份だと1番込み合う時間は19時すぎです。少し暗くなってきて、完全に日が落ちる前の時間に提灯が灯り始めます。
九份のバス停ではバスを待っている人の多くが「日本人いないかな?一緒にタクシー乗りたいな」「どうする?バスじゃなくてタクシーで帰る?」みたいな感じの声が周りから聞こえてきます。
なので「一緒に台北車站(台北駅)まで行きませんか?」と話しかければ簡単に話がまとまります。
ポイント
九份の見どころを紹介
九份のお店や景色を色々な角度から撮影してみたので紹介します。
見どころ(1):基山街をぶらりしながら食べ歩き
ここが九份のメイン通りになる基山街です。ほぼ1本道なので迷うこともありません。狭い道ですが観光に来た人で溢れています。ゆっくりお店を見ながら進んでいきましょう。
ゆる~~~い台湾の文化ですね。店番しながらスタッフがご飯を食べているとかは普通です。日本だったらお客さんから見えるところでご飯なんてありえないですよね。この軽い感じ、ゆるい感じが台湾です。のほほんとしているので「いや~~~癒される」ってなります。
見どころ(2):YouTuberに人気!「阿珠雪在燒」のパクチーアイス花生捲冰淇淋が最高
花生捲冰淇淋です。
薄く焼いた生地の上にピーナッツ粉、アイス、パクチーをおいて巻いただけの簡単スイーツですが、これが人気です。
YouTuberがけっこう動画をアップさせているのがこちらの「阿珠雪在燒」です。狭い九份のメイン通り(基山街)で行列になるお店です。
パクチーアイスと言うのが味の想像としては近いと思います。40元(140円くらい)
実際に食べてみるとこんな感じです。パクチーの爽やかな感じとアイス、ピーナッツの香りが上手にマッチしています。完全に「デザート」という感じで食べることができます。食べ歩きに最適ですね。
パクチーが少なくなるとケチって少ししか入れてくれないこともあるので「多めに入れて」とアピールしましょう(笑)
見どころ(3):九イ分五味綜合魚丸湯の魯肉飯や麺料理
メイン通りの基山街を5分くらい歩いていると「九イ分五味綜合魚丸湯」があります。
魯肉飯を頼みます。30元(100円くらい)魯肉飯のコスパは本当に最強です。味は甘さや独特の酸味が控えめの日本人に優しい魯肉飯でした。
博統古早乾麺(汁なし麺)です。タレがいい感じに絡んでいて美味しいです。45元(150円くらい)
この「九イ分五味綜合魚丸湯」では犬が放し飼いになっています。
この画像の犬以外にも後3匹いて、全部放し飼いです……。すげーーーーー、全く暴れたりとかどっかに走って出ていったりしません。
女性客のアイドルみたいになっていました。
「飲食店に犬???しかも放し飼い???」なんていう日本の常識は台湾では必要ありません。ゆるすぎる!!!
海外旅行では野菜を食べることが極端に減ります。
台湾では特に麺料理、飯料理、小籠包と炭水化物ばかりでビタミン、ミネラル不足になりがち。
なので日本から青汁を持ち込んでいます。口の中がサッパリしていい感じになります。
水のペットボトルに青汁を入れて数回シャカシャカすれば完成です。
見どころ(4):自然たっぷりの景色に癒やされる
九份や山の上にあるので、そこから見る景色は絶景です。
雨の日も多いとの九份ですがこの日は雨一つ降ることもなく景色を楽しむことができました。木の緑と奥に見える海がいい感じに心を安らげてくれます。
景色を楽しむのであれば時間によって表情を変えるのも楽しいです。夕暮れ時の景色がこんな感じです。
見どころ(5):お面のお店の雰囲気が凄い!有料だけど……。
豎崎路を上がったいる途中にあるお面のお店です。
なんとも言えない不気味な……そしてミステリアスな雰囲気があるのです。
店内には壁一面にお面が展示しているのですがお金を払ってまで見たいか?と言われると……。
外から眺めるだけで十分かも!!!
見どころ(6):「阿柑姨芋圓(アーカンイーユィユェン)」でお汁粉みたいなかき氷を食べる
豎崎路を上がっていくと「阿柑姨芋圓(アーカンイーユィユェン)」があります。
台湾デザートの1つである芋圓(イーユェン)です。冷たい砕いた氷の上に熱いお餅を乗せてお汁粉みたいな感じです。
「熱い」と「冷たい」が両方一緒に食べられるので斬新な感覚です。
氷には何もシロップ等はかかってなくて普通の砕いた氷なんですが、美味しいです。綜合豆 45元(150円くらい)です。
このお店の奥に九份の景色を見ながら食べられるイートインコーナーがあります。絶景ですよ。お店の外にある階段を登ったところの小さい広場で食べている人もたくさんいます。
阿柑姨芋圓の奥のイートインコーナーにはトイレがあるのですがこのトイレは……な感じでした。緊急時にはいいかもですが。
見どころ(7):メイン通りの階段の所にあるお店で小籠包を食べる
このお店は九份の阿妹茶酒館に続くメイン通りの階段を曲がるところにあります。
看板が派手なのでわかりやすいですね。小籠包を食べましたが魯肉飯などもあります。
小籠包の味は……美味しいです。120元(400円くらい)
この「小師父」から左の階段、豎崎路を上がれば台湾デザートで有名な芋圓(イーユェン)のお店「阿柑姨芋圓(アーカンイーユィユェン)」があります。
この「小師父」から右の階段、豎崎路を下っていけばみんなが写真を撮りまくる阿妹茶酒館(アーメイ・ツァージョウグァン)があります。
見どころ(8):阿妹茶酒館(アーメイ・ツァージョウグァン)
阿妹茶酒館の入口です。看板に日本語で「あめおちゃ」と書いています。
九份のメイン通りの基山街を歩いていって最初の分岐路が豎崎路です。
石の階段は左右(登る階段と下る階段)に分かれます。下に降りていくと阿妹茶酒館(アーメイ・ツァージョウグァン)の赤い垂れ幕が見えてきます。
この阿妹茶酒館が九份のメインとしてよく写真が撮影されている建物です。
この豎崎路自体も赤い提灯がぷら~んとかかっていて雰囲気がいいです。
この階段も「千と千尋の神隠し」のシーンに出てくる一コマに似ていると言われている階段ですね
阿妹茶酒館の外観です。お面だったり、提灯だったりが至るところにあります。雰囲気がありますね。この提灯に灯り始めると一気に「ノスタルジック」な雰囲気になっていきます。
店内に入ると2階と3階でお茶を楽しむことができます。
お茶の入れ方を「日本語」で教えてくれます。片言の日本語ですが聞き取れます。
注文はけっこう一方的にお茶セット300元(1000円くらい)をすすめられます。「熱いお茶」と「冷たいお茶」の希望を聞かれるのですが、夏だとしても熱いお茶を選びましょう。
冷たいお茶を選ぶと普通にカップに烏龍茶が入ってくるだけですが、熱いお茶だと画像のようにカップにお湯を注いだり、香りを鼻に当てて楽しんだりと「台湾式」のお茶の飲み方を楽しむことができます。
せっかくなら台湾でしか体験できないことをしたいと思いませんか?
周りで冷たいお茶を選んだ人は熱いお茶を選んだ「台湾式」の熱いお茶を楽しんでいる人をみて「いいな~~~~」「あっちにすれば良かった……。」と言ってましたよ(涙
お茶菓子も一緒に付いてきます。完全に和菓子です。全部「和」の感じがして優しい甘さがあります。熱いお茶の場合は自分でお茶を作り放題なのでゆっくり景色と会話を楽しみながら「ゆったりとした時間」を楽しむことができます。
店内にはトイレもあります。
見どころ(9):九份定番の角度で写真を撮影する
明るい時間の阿妹茶酒館のもいい感じで迫力があります。メインは夕方から夜にかけてなのですが昼間の明るい時間もこれはこれでなかなかいいものです。
九份メインの時間は18時~19時すぎの夕暮れ刻
阿妹茶楼の垂れ幕がいい感じの雰囲気でこの写真も有名ですね。真似して私も撮ってみました。
この角度の阿妹茶酒館の写真がよくガイドブックなどに九份のイメージ画像として使われるベスト角度の写真ですね。赤の提灯が灯り始めると一気に雰囲気がよくなります。この景色をみるために九份に来ています。
これぞ、千と千尋の神隠しですよね!!!!!
この階段の画像もぜひ、写真を撮ってほしいポイントです。下から見上げる提灯で照らされた階段は幻想的です。完全に千と千尋の神隠しの世界です。
人がメチャクチャ多いので人が一瞬でも減ったらシャッターをきりまくりましょう。
完全に日が落ちて夜の九份です。どうですか???昼、夕方、夜と全部それぞれに良さがないですか?真っ暗の中で提灯と阿妹茶酒館の灯りのみの空間はず〜〜〜っと眺めることができます。完全に普段の日常を忘れて非日常の世界に入り込むことができます。
九份のトイレを紹介する
九份のトイレ(1):九份入口とお茶屋の手前が場所がわかりやすい
外国に旅行に行くと真っ先に気になるのが「トイレ」です。特に九份みたな山の中に行くと「途中でトイレに行きたくなったらどうしよう~~~」となります。結論からいくと九份でトレイの心配はあまりしなくても大丈夫です。
このトレイは九份の入口にあるトイレです。入口真横にあるトイレなので見つけることが出来ない……なんてことはありません。
このトイレはわかりやすいし入口にある分、非常に混んでいます。「紙」の心配だけはした方がいいのでポケットティッシュは事前に準備していってください。
こちらのトレイは「阿妹茶酒館」の通りの階段にあるトイレです。阿妹茶酒館のすぐ上なのですぐにわかります。
こちらのトレイも本当にキレイです。日本だと公衆トイレとかだと「汚い、臭い」って普通ですよね。駅のトイレとかも汚いことが多いですが、九份のトイレは十分に気持よく使用出来るレベルのトイレです。
九份のトイレ(2):簡易ウォッシュレットを持っていくのがおすすめ
台湾のトイレは大きい方をしたときに便器に流さずに備え付けのゴミ箱に捨てるスタイルです。これがなかなか違和感がありますが、台湾では普通です。文化だと思って割りきりましょう。ゴミ箱にティッシュを捨てるわりにはあまり異臭はしません。
当然ウォッシュレットはありません。
日本の洋式便器のウォッシュレットに慣れきった身体からすると、お尻を直接拭くのはもう抵抗がありませんか?そんなときは、簡易ウォッシュレットを持っていくと本当に便利です。
特に旅行だとポケットティッシュの残量は気になります。
小さいポケットティッシュではキレイに吹けないことも多々あるかと……。そんなときに「神アイテム」として活躍するのが簡易ウォッシュレットです。もうこれなしでの海外旅行は考えられないレベルです。
このウォシュレットがマジで便利です。安いので手動なのですが、軽いのでこれが本当に使いやすいです。水もたくさん入ります。個人的にはこの簡易ウォシュレットがあったからこそ、台湾のトイレにストレスが溜まりませんでした。
少しくらい高くてもいいのであればコチラもおすすめ。やっぱりTOTOの商品はレベルが違います。自動なので楽ちんです。アマゾンでの評判が凄すぎます。
台湾のトイレ事情の記事は「お腹が弱い人でも安心して旅行できる〜台湾のトイレ事情をまとめ〜」こちらを参考にどうぞ。
九份を楽しむのに必要な金額
九份では阿妹茶酒館でのお茶セットが1人300元するのちょっと総額でみると高くなります。他のお店でも食べ歩きをするでしょうし、交通費もかかります。
これくらい予算をみておけばOK
・交通費で行きがバス110元(370円くらい)帰りがタクシーで1000元(3300円くらい)
※帰りのタクシーは4人相乗りで1人250元と計算
合計 860元(2900円くらい)
他の観光地に比べて高くなるかなと思われる九份でも1人860元あれば思いっきり楽しむことができます。
もちろん食べ歩きの量が増えれば全体の金額は上がりますが、それでも1品増えても100元ほど増えるだけです。
これだけの感動を、交通費も含めて1000元以内で楽しめるのが九份のいいところです。
台北を旅行するなら持っておいて損はない本
アプリとかで見るより本で見た方が凄くわかりやすかったです。エリアごとにまとめられているのですごくわかりやすく、現地で迷わないです。サイズも小さいのでかばんに入れても場所を取りませんでした。
まとめ:九份は絶対に行く価値アリ!
九份は観光地として日本人に超人気で、「台湾に行ったぞ~~~」ってなれる場所なのでぜひ行ってほしいです。
九份まとめ
・九份でご飯を食べる
・九份からの自然の景色をみる
・九份でお茶屋でお茶を飲む
・暗くなってきた九份を提灯と一緒に写真を撮る
行く価値あります。楽しんでくださいね。
【記事一覧】台湾旅行情報まとめ