こんにちは、ミハナです。
台湾で現地通貨を手にする方法は3つあります。「現金を両替する」「クレジットカードの海外キャシング枠でお金を借りる」「デビットカードで現地通貨を引き出す」です。手数料的にはクレジットカードのキャッシングが1番安いです。
現金を両替する場合は日本の空港でやってはいけません。相当換金率が悪いです。換金額にもよりますが、5万円の両替に対して数千円単位で差がでます。
この3つの方法で1番レアケースなのが、「デビットカードで現地通貨を引き出す」です。
(そもそも、デビットカードって持っている人の絶対数が少ないです。クレジットカードがあればあまり必要のないカードですからね)
なぜ、私がデビットカードでの現地通貨の引き出しを選んだのかの理由とその使い勝手をまとめてみましたので、現地通過の入手方法に悩んでいる人がいたら参考にしてください。それでは紹介します。
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台湾で海外キャッシングではなくてデビットカードで現地通貨を引き出した理由【引き出す方法も解説】
私は海外キャッシング否定派です!
私が、デビットカードでの現地通貨を引き出しを選んだ理由は2つあります。
・どうしてもキャッシングに抵抗があった
順に紹介します。
理由(1):キャッシングをして住宅ローンに響くのがイヤだった
私は近い将来に住宅ローンを組んでマイホーム購入を考えています。
自分の知り合いで分譲マンションを販売している社長さんに「キャッシングの契約があるとそれだけで住宅ローンの審査に通らない」と言われたことがあります。そのことを言われたのは10年くらい前なので、消費者金融のイメージがあまりよくなかった時代です。今は、利息に関する法律も改正され、さらに、大手銀行のグループ企業になるなど昔とは環境が違います。
消費者金融とクレジットカードのキャッシングは別物です。
海外旅行で5万円や10万円の借入があったところで常識的に考えれば影響なんてないと思うし、仮にキャッシングがあるのであれば住宅ローンの審査が通らないとかであれば、多くの海外旅行に行った人が住宅ローンの審査で否決されている理屈になります……。
___海外旅行で海外キャッシングを考えているのですが、キャシングの枠があると住宅ローンが通らないと聞いたのですが本当ですか?
銀行「それだけで審査が通らないということはありません。ですが、キャッシングで契約している枠を差し引いて考えます。」
銀行「まぁ、これは銀行によって方針が違うので全部の銀行に当てはまるかどうかはわかりませんが。」
___海外旅行での海外キャッシングはしない方がいいのですか?
銀行「それはこちらではなんとも言えませんが、枠があるからどうのこうのということはありません……。」
なんとも歯切れの悪い感じでした(笑
___ハッキリ言ってくれて大丈夫ですよ。
銀行「審査基準に関することなのでハッキリ申し上げることはできません(汗 でも、当行ではあまり、使用していなければキャシング枠は気にしません。」
ハッキリ言えないと言いながらも、最後にはハッキリと言い切ってくれました。
こんな感じでのやりとりでした。ちなみにこの銀行は私の住んでいる横浜で最大規模の銀行です。
どうやら、あまり住宅ローンに関しては気にする必要はないのかもしれません。でも、この銀行の人が言っていたように、すべての銀行でキャッシング枠を気にしないのかどうかはわかりません。海外キャッシングの契約があるからといって、住宅ローンの審査が通らないということはないでしょう。でも、審査の枠から差し引く銀行はありそうです。
※海外キャシングという書き方をしていますが、クレジット会社では国内キャシングも海外キャッシングも同じ「キャッシング」として分類されます。(クレジットカード会社によっては国内キャッシングの申し込みではなくて、海外のみのキャッシング機能の申し込みとすることはできるのですが、それでも信用情報上での表記の仕方は「キャッシング」となります。)
銀行によっては気にしないのかもしれませんが気にする銀行もあるかも……と思うと……
なので、たかが数百円の手数料を気にして海外キャシングを選択するのはイヤでした。このことがデビットカードを選んだ5割くらいの理由でした。
理由(2):どうしてもキャッシングに抵抗があった
そもそも、「キャッシング」ということにどうしても心理的に抵抗がありました……。
海外旅行では海外キャッシングをして、帰国後すぐに返済するのが1番手数料的に得なのは理解しています。海外旅行でキャッシングを選択するのは「賢い選択」だと思います。それでも、どうして1回「お金を借りる」と自分の中の「借入」に対しての心理的抵抗のハードルが下がるでしょう。
このことがキッカケで私生活で借入をしてしまう自分が発生するかも……と思うことがイヤでした。
過去に私はお金の貸し借りで苦労したことがあります。毎日、毎日、お金のことを考えていました。金銭トラブル解消のために働いていたようなものです。その時に強く思ったことがあります。「住宅ローン以外で分割払いや借金はやらない」です。
自分が働いて稼いだお金でやり繰りをするのが、毎日を楽しく過ごせる1番のコツだと思っています。
なので、仮に海外キャッシングで手数料的に得になっても、今後の自分の心理面で、「少々のキャッシングであればOK!」みたいになるのがイヤでした。
もちろん、過去に金銭トラブルがない人の方が多いと思うので私のパターンは当てはまらない人も多いと思います。
(個人的には抵抗がないのであれば金銭キャッシングが1番賢い方法だと思います。)
これがデビットカードを選んだ3割の理由です。
デビットカードを利用すれば大きめの現金を持ち歩かなくていいのでラクですよ
日本の銀行で両替をするのは手数料的に論外ですが、台湾に到着後の空港で両替するのは手数料的に大きなマイナスはありません。それでも、現地で両替するのであれば予備のお金も含めて、けっこう大きめのお金を持ち歩くことになります。
海外であれば落とす危険性、盗まれる危険性を考えると大きな現金を持ち歩くのがイヤでした。
デビットカードを使っての現地通貨の引き出しであれば足りなければコンビニなどで引き出せばいいだけだし、それでも足りなければ自分の他の口座からデビットカードの口座にネットバンキングで振込をすれば翌日にはデビットカードに現金が補充されます。
こうすれば、現金を落とすリスクや、現金を盗まれるリスクを気にしなくてもよくなります。
「クレジットカードが使える所ではクレカ使用、夜市などは現地通貨をデビットカードから引き出して使用、イザというときのために日本円を少しだけホテルの金庫に保管」
こうすることで、「何があってもお金のことで困ることはない」状況を作ることができました。
手持ちの残り金額を計算しながら夜市でご飯をたべることもしなくていいので本当に楽です。足りなくなったらデビットカードから引き出せばいいだけです。これがデビットカードを選んだ2割の理由です。
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現地通貨を引き出す方法を解説します
1、桃園空港で現地通貨を引き出す方法
空港到着後に最初にやるべきことは現地通貨を手にすることです。
インフォメーションの目の前に台湾銀行のATMがあります。 常に観光客がキャッシングをしていました。
台湾銀行で引き出します。クレジットカードでのキャッシングも出来るし、デビットカードでの現地通貨引き出しもできます。 デビットカードもVISAを使って引き出すので機械の操作方法はまったく同じになります。
この画面ではデビットカードの暗証番号をいれます。
中国語と英語の説明画面です。日本語の説明画面はないです。やり方を事前にブログ等で勉強しておけば簡単です。デビットカードはVISAで取り扱うので「VISA」をタッチします。
信用卡帳戶(CREDIT ACCOUNT)をタッチします。
この画面の前に引き出し金額を打ち込む画面になるので希望する額を入れれば、現地通貨が出てきます。
明細が出てきて完了です。
2、空港以外ならセブン-イレブンのATMを利用しましょう
コンビニ(セブン-イレブンの銀行、中國信託銀行のATM)では無事に引き出すことができました。他のセブン-イレブンのATM(中國信託銀行)でも引き出しが出来ました
ここで注意ポイントが、セブン-イレブンの中國信託銀行で引き出しをすると手数料が100元かかります。これは1000元の引き出しでも20000元の引き出しでも一律で100元かかるので注意してください。
※銀行によって引き出す際の100元の手数料がかかる銀行とかからない銀行があります。台湾銀行はかかりません。中國信託銀行はかかります。
補足:街中のATMでは引き出せなかったので注意!
道を歩いていると台湾では至るところに銀行のATMがあります。日本とは比べ物にならないくらい複数の銀行のATMがあります。しかも夜中でも稼働しています。なので、コンビニではなくて街ナカのATMで現金を引き出そうとしたのですが……。
画面を打ち込んでいっても最後の画面でエラーになってしまいます……。理由はわかりません。いくつかの銀行を回ってやってみましたが、5件くらい連続でエラーでした。理由が知りたい!!!
交換レートを調べてみた
※持っていたデビットカードがスルガ銀行デビットのため、そちらを使用しています。
VISAの手数料が3%でこれは画像の換算レートにすでに含まれています。スルガ銀行の手数料が210円です。
現地通過を引き出した時のの計算は下記になります。
●7月11日の例
(7500元×3.23573)+216円=24484円
7月13日と15日は引き出した金額はそれぞれ7000元と1000元なのですが、コンビニの中國信託銀行から引き出したので100元の手数料が計上されています。
このデビットカードを使って引き出す場合のデメリットがあります。それは、引き出す時点でのVISAの換算レートがわからないという点です。そもそそも、為替レートって扱う証券会社によって微妙に違います。(これはFXの経験がある人だとわかると思います。)
さらに、その為替レートにVISAの3%の手数料が乗ります。なので、VISAの設定している為替レートがわからないので正確な換算レートが引き出し後に銀行の画面で確認しないとわからないのです……。
まぁ、天下のVISAなのでそれほど大きなズレは当然ありません。なので気にしなくてもいいと言えばいいのですが……。
(ここらへんは為替レートの仕組みを理解していないと納得するのはムズカシイかもしれません。)
私は現地で使う現金を全てデビットカードからの引き出しで台湾元にして使って過ごしたので、台湾滞在中に使った現金は合計金額で15700元(52590円)を使ったということになります。
台北を旅行するなら持っておいて損はない本
アプリとかで見るより本で見た方が凄くわかりやすかったです。エリアごとにまとめられているのですごくわかりやすく、現地で迷わないです。サイズも小さいのでかばんに入れても場所を取りませんでした。
最後に:海外キャッシングよりもデビットカードを利用した方が心理的抵抗が少ないですよ
手数料だけを考えれば海外キャッシングが1番得です。でも、海外キャッシングのデメリットや心理的抵抗を考えたときに「ちょっと無理」だと感じる人もいると思います。
よく、他のブログ等を見ていると「手数料」のみに争点をあてていますが、ハッキリいって、数百円の違いです。その数百円で後々のデメリットを選ぶのもどうかと思いませんか?
(デメリットを感じない人は海外キャッシングを利用するべきです。)
ただ気を付けたい点としては、デビットカードを使って台湾のコンビニ(セブン-イレブン 中國信託銀行)で引き出しをすると「台湾側の銀行手数料」で100元かかります。(330円くらい)
(空港の台湾銀行のATMでの引き出しであれば現地ATM手数料は必要ありません。)
コンビニ(セブン-イレブン 中國信託銀行)での手数料の100元は引き出し額が1000元であっても100元だし、20000元の引き出しであっても100元です。なのでなんども引き出しをすると無駄な手数料を払うことになってしまいます。同じことがスルガ銀行の手数料210円でも言えます。スルガ銀行の手数料も引き出し金額に関係なく210円です。
なので、なるべくならば、引き出す回数は最小限にしたいところです。
でも、いつでも下ろせるという安心感は凄く楽です。残額を気にすることなく台湾で、買い物、食べ歩きができるのは本当に楽しいです。自分のお金なので帰国後に何か手続きをしないといけないなどもないです。何千円も変わるのであればともかく、数百円の違いなので割り切れます。
今後も海外に行くのであればデビットカードでの現地通貨引き出し1択になりそうなくらい便利で安心な方法ですよ。
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