ミハナです。
「40歳が高尾山に登ろうと思ったら楽勝なのか? それともしんどいのか?」
こんな疑問と純粋に山への興味がでてきたので高尾山に登ってきました。ほとんど下調べなしで高尾山に行きましたが……正直になめていました……。
アラフォーで高尾山に初めて登ろうと考えている人に伝えたい!!!
40歳で普段運動をしていない人は高尾山登山は体力的にキツイです。
なめていると死ねます……。事前の心構えがすごーーーく大事。 けど楽しいのでしんどいことを覚悟しているならおすすめです。1度くらいは行ってみるべきかなと。
アラフォーの私とアラサーの妻の2人で登ってきました。
40歳がなめて高尾山で登山をすると軽く死ねるからレビューする
高尾山に登山する前に私がしていたイメージ
私が高尾山登山をする前に持っていたイメージをまとめておきます。
・リフトやケーブルカーを使わない場合は片道30分くらいの山
・観光地なので人がすごいんだろう
・だんごとそばが美味しんだろう
・登ったら爽やかな気持ちになるのかな
こんなイメージで思っていました。事前に高尾山に関することを何も調べていません。
「行けばなんとかなるだろう!!!」
こう思っていました。ハッキリ言ってこの時点では山をなめています……。
高尾山豆知識
場所 | 東京都八王子市 |
最寄り駅 | 京王線 高尾山口駅(新宿駅から直通で50分、渋谷駅から60分) |
費用 | ケーブルカー、リフトに乗らないなら無料ケーブルカー、リフト利用料:480円 |
登山時間 | コースにより変わる 1号路は1時間40分が目安 |
登山コース | 1号路から6号路まで6コースで頂上を目指せる |
登山、下山方法としては下記のパターン
① 上り、下り、ともに自力
② 上り、下り、ともにケーブルカーもしくはリフト
③ 上りは自力、下りはケーブルカーもしくはリフト
④ 上りをケーブルカーもしくはリフト、下りは自力
おすすめは③の上りは自力で、下りはケーブルカーもしくはリフトです。
【体験記】高尾山を登山したレビュー
レビュー(1):京王線を使うならお得きっぷがある
高尾山の最寄り駅は「京王線 高尾山口駅」です。
電車で高尾山に行くのであれば「お得きっぷ」があります。
京王線の各駅できっぷ販売機で購入できます。画面の左側に「お得なきっぷ」というボタンがあるのでそこから購入できます。
高尾山で乗るリフトもしくはケーブルカーがセットになったお得なきっぷでリフトもしくはケーブルカーを片道か往復かで選ぶことができます。
おすすめは「片道」です。往復で購入したら登山の楽しみが半減するし、リフトやケーブルカーを使わない予定ならお得きっぷを購入する必要はありません。
(ちなみに、私はよくわからずに「往復」で購入してしまい。片道しかリフトを利用しなかったので、お得きっぷどころか損失きっぷになりましたけど……。)
レビュー(2):40歳で普段運動しない人が高尾山に登ると身体がマジでヤバイことを思い知らされる
実際に高尾山に登ってみると足がキツイ……。
登る前に30分くらいで登れると根拠もなく思っていた自分……。
キツイです。1号路なので道は整備されていて上りやすいハズです。なのに、とにかくキツイ……。途中、途中で現在地が看板で案内されているのですが、1時間歩いて「えっ……まだ半分もいってないよ……。」みたいな感じです。
こんな感じの道を歩いていきます。もう、足をあげると股関節が痛い……。
ツラい……。
階段とかがあるともう地獄状態で「普段、どれだけ足を上げて歩いていないんだ……。」と。
普段、運動をしない40歳が高尾山に登ると軽く死ねます。自分的に若いつもりでいるのに、30歳の妻と明らかに体力が違う。
トレッキングポールを持っている人が多いのが理解できました。
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体力に自身がないならあったほうが絶対にいい。次回登るときは絶対に持っていく!!!
レビュー(3):途中にある椅子に座って休憩しながら山頂を目指す
高尾山では途中に「椅子」があって休憩できます。ここに座って休憩しながらでないと40歳の身体にはキツイですねー。
ケーブルカーがあるところ以外にまともに座るところがない高尾山ではこの椅子が本当に重宝できます。座って休憩しなかったら股関節の痛みにとても耐えられなかったと思う。
かなーーーり助けられた高尾山の椅子での休憩ですが、残念な点としては本格的な休憩する場所がないことです。
椅子も、ところどことにポツンとあるだけなので、野外にむき出しです。屋根もなければ机もない……。この日は曇りだったからよかったけど雨が振っていたらまともに休憩できないと思います。
レビュー(4):高尾山グルメは天狗まんじゅうとだんごがたまらなく美味しい
高尾山グルメはだんごとそばというイメージをしていた私ですが、そばは登山ルート入口にあるそば屋が超人気で行列だったので諦めて登ることに……。
登って登って1時間くらいして、ケーブルカーの乗り場のところにお店があります。
天狗焼きです。皮のなかに粒あんがぎっしり。1個140円でハッキリ言ってそうとう美味しいです。
皮のパリパリモチモチがたまらないです。11月の寒い山のなかで食べる焼き立ての熱々はありえない美味しさで他の人も感動の声を上げている人が多かったです。
PASMOとSuicaが使えるという便利さ。
ケーブルカー乗り場のところにあるだんご屋さんです。飛ぶように売れていました。三福だんご1個330円
山の景色を見ながら食べるだんごは贅沢です。くるみ味噌をぬっていて噛めば噛むほど甘みがありました。
薬王院手前にあるだんご屋さんです。黒ゴマだんごと金ごまだんご、それぞれ330円です。
熱々のお茶が無料なのが嬉しい。香ばしいけど、ケーブルカー乗り場の横の三福だんごの方が美味しく感じました。
高尾山グルメはだんごとソバって思っていたのですが、天狗焼きはおすすめです。後は高尾山ドッグってソーセージドッグがあるのですがそれも人気らしいです。これもケーブルカー乗り場のところにあります。
高尾山では上り始めると登山ルートの入口にあるそば屋以外はケーブルカー乗り場のところまで食べるところがありません。なので、空腹の人は入口でそばを食べておくことをおすすめします。
※食べるところは高尾山入口、ケーブルカーのある所、薬王院手前、頂上直前、頂上にありますが、基本的には食べるところは少ないと思ってください。
レビュー(5):山頂に登ると達成感と高揚感で日々の悩みが消える
山頂に到達!!!
この時点でアタマのなか真っ白になっていて、不思議な高揚感があるのも事実。小さな悩みとかどうでもいいような気がしてくるから不思議です。
登山の魅力ってこの高揚感のような気がします。
11月中旬に登った割には紅葉が少なかったですが、それでも紅く染まった木を見ながらボーーーっとするのは何ともいえない気持ちよさです。
後は、トレイを気にするタイプの私ですが、ポイント、ポイントでトイレがちゃんとあって安心できました。1号路の話ですが……。(他の登山ルーツに関しては不明です。)
山頂のトイレはウォッシュレットがあるし、便座は温かいしで最高だったし。
レビュー(6):13時に登山開始したら帰りはリフトの終了ギリギリの時間になった
13:00から登り始めた高尾山ですが、1号路を頂上まで登って下山している最中に薬王院あたりで時計を見たら16:15分……。
この時点でリフトの終発時間まで残り15分です。リフトとケーブルカーの終発が16:30だと思っていた私と妻はそこから超早歩きです……。
なんとか間に合いました。
高尾山登山は片道30分くらいだと勝手に思い込んでいた私からすると、「こんなにも時間がかかるのか……。」という焦りで一杯になります。もし、リフトやケーブルカーの終発の時間に間に合わなかった場合、真っ暗な山道を歩いて降りるのかと思うとゾッとしました……。
登山開始時間は十分に余裕を持って登ることを強く強く強くおすすめします。
レビュー(7):ケーブルカーよりリフトを圧倒的におすすめする
高尾山の中腹までは「ケーブルカー」と「リフト」の2種類を選択できるのですが……圧倒的に「リフト」をおすすめします。
こんな感じで2人乗りです。身体がむき出しなので最初は少し怖いのですが、慣れると正直楽しいです。この日は曇りだったので景色は楽しめませんでしたが、晴れの日なら見渡すかぎりの絶景を下山でのリフトは楽しめます。
リフトには屋根がついているので小雨程度なら平気です。
値段はケーブルカーもリフトも同じです。到着ポイントがケーブルカーの方が5分からい頂上に近いです。それだけの違い。
注意ポイントはリフトの方が終発時間が早いです。月によって違いがありますが、早い月は16:00、遅い月は16:30です。この時間をすぎると問答無用でケーブルカーになります。(ケーブルカーは17:00すぎまでやっている。)
レビュー(8):下山後に温泉に入りたかった……
京王高尾山口駅には温泉が隣接されています。
この温泉は23:00まで営業しているので下山後にゆっくりお湯に浸かることができます。
(入ってないけど……。)
ご飯も食べることができます。高尾山口ではここ以外にゆっりご飯を食べられお店がぱっと見ではありませんでした……。なので、お湯に使ってご飯というのがゴールデンコースかなと思います。
高尾山を40歳が登山することについて1番伝えたいメッセージ
・山をなめていると普段の運動不足がモロにでて体力的に死ぬ……。
※次の日全身が激しい筋肉痛です……。
【備忘録】夫婦で食べ歩きしてたまに観光するだけの国内旅行記