「日光東照宮に初めていくよー楽しみだけど、よくわからないんだよね……。」
っていう人に見どころや把握しときたい情報を解説します。
こんにちは、ミハナです。
栃木に旅行といえば「日光東照宮」が有名すぎる名所ですよね。ただ……名前は聞いたことあるけど実際にどうやって楽しんだらいいだろうってなりませんか?
日光東照宮が有名なのは理解しているけど、普段から情報をまとめているわけじゃないから、ぶっちゃけよくわからない……。
まぁ、こういう人がほとんどです。
日光東照宮はお手軽にいける旅行先として有名で、サクッと観光することもできるし、日光東照宮の周りの観光スポットと組み合わせて、ガッツリと楽しむこともできます。
今回の記事では、実際に日光東照宮に行ってみて、「事前に把握しておきたいこと」、「日光東照宮の見どころ」、「管理人のやらかした失敗談」を紹介します。
これから日光東照宮に行く人必見ですよー。
「横浜から日光東照宮へのアクセス」について、さらに詳しく下記記事で解説しています。
詳しく読みたい
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横浜から日光東照宮へのアクセス!1番安い行き方は? 1番早い行き方は?
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日光東照宮に行く事前に把握しておきたいこと
日光東照宮を楽しむために事前に把握しておきたいことをまとめておきます。
・最寄り駅から日光東照宮までのアクセス
・拝観時間と金額
・日光東照宮を楽しむために必要な時間
・ご飯をどこで食べるか?
特に拝観時間は正しく把握しておきましょう。じゃないと、「おいおい、もうちょっとで閉まっちゃうじゃん……。」となりかねません。
日光東照宮へ行くための最寄り駅
日光東照宮へ行くためには最終的には「バス」で移動することになります。(車での移動は割愛)
電車で下記2つの駅まで移動してきて、そこからバスに乗り換えをして日光東照宮入口の「83番表参道」で下車します。
●日光東照宮へ行くためにバスに乗り換える最寄り駅は……
・JR日光駅
・東武日光駅
の2つになります。この2つの駅は徒歩で5分かからないくらいで、すぐ隣です。どちらの駅で降りても問題なくバスに乗れるし、日光東照宮に到着します。
最寄り駅から日光東照宮までのアクセス
世界遺産行きのバスに乗ればOKです。JR日光駅が始発で次のバス停が東武日光駅前からの出発になります。
・JR日光駅 → 目の前のバス停「1B」から乗車
・東武日光駅 → 目の前のバス停「2C」から乗車もしくは「SL大樹」から乗車
・バス料金 290円
バスに乗ったら83番の「表参道」で下車しましょう。
(「大猷院・二荒山神社前」で下車してもOK(日光東照宮まで徒歩5分))
画像の道をまーーーっすぐに歩いていくとOKです。
拝観可能時間と拝観料
●拝観料
・日光東照宮:1,300円
・宝物館入館券:1,000円
・日光東照宮+宝物館入館券:2,100円
●拝観可能時間
・4月1日 ~ 10月31日(午前8時より午後5時まで)
・11月1日 ~ 3月31日(午前8時より午後4時まで)
日光東照宮のチケットです
16:00までの時期もあるので気をつけましょう。(私はここで失敗しました……。)
日光東照宮を楽しむために必要な時間
日光東照宮だけをみるのであれば、「最短1時間」あれば時間的には足ります。じっくり、じっくりみてまわっても「2時間」あればいいでしょう。
が、しかし、日光東照宮のすぐとなりにある「大猷院」(徳川家光のお墓)なども同時にみたい思うようなら、半日くらいは時間を確保したほうがいいでしょう。
ご飯をどこで食べるか?
日光東照宮のまわりで食べるなら、「ザ、観光地料理の定番である蕎麦」のお店になると思います。東武日光駅も含めて考えるのであれば湯葉料理のお店が数店あり。
でもオススメは、宇都宮駅まで移動して餃子を食べること。
栃木県宇都宮市は日本1位の餃子の街で、駅前に餃子屋がゴロゴロあります。
食べ比べして歩くのも楽しい(実際楽しかった〜)ので日光で蕎麦や湯葉料理を食べるのであれば、宇都宮まで行って餃子を数店食べるほうがオススメかと。
日光東照宮の見どころ
日光東照宮は見どころが多く、訪れる人一人ひとりにこだわりや楽しみ方があったりします。とりあえず定番にはなりますが、絶対に抑えておいたほうがいい見どころを紹介します。
・五重塔
・表門(おもてもん)
・想像の象
・見ざる言わざる聞かざる
・江戸城と唐門前のパワースポット
・陽明門(ようめいもん)
・唐門(からもん)
・左甚五郎の眠り猫
・徳川家康のお墓
・鳴龍(なきりゅう)
・いたるところにある葵の御紋
大鳥居
表参道から歩いていくと最初にあるのが石でできた大鳥居です。
戦国武将である「黒田長政」が建設しました。鳥居の石は筑前(福岡県」のものを船で日光まで運んで使用しています。黒田家譜にも「大きい石を多く運んで、忠義を永遠に伝える、そして伝わる」という記録があります。
この鳥居は石を組み合わせて作ることで、地震でも倒れないようになっています。
400年たっても当時の建築物が見られるというのは楽しいですよー。
五重塔
重要文化財の五重塔です。大鳥居をくぐったらすぐ左隣りにあります。
大鳥居と五重塔は無料でみることができます。この五重塔は一度、雷で焼失したあとに、1818年に再建されたものです。
表門(おもてもん)
この表門のところから先に進むのにはチケットが必要で有料になります。
表門も重要文化財に指定されています。表門の「仁王像」が見どころなのはいうまでもありませんが、仁王像の裏には「狛犬」が飾られていて、こちらも見どころになります。
いよいよ、本格的に日光東照宮の中に入っていくことになるので、けっこうワクワクします。
想像の象
狩野探幽という人が「想像で書いた像」です。名前も「想像の像」なのでそのまんま……です。(笑)
日光東照宮は動物がたくさん、たくさんでてくるので、楽しいです。
見ざる言わざる聞かざる
メイン、メイン、メイン!!!
日光東照宮のなかで1番と言ってもいいくらいの超有名スポットが「見ざる言わざる聞かざる」の猿です。
ここでは猿が人間の一生を8枚のパネルであらわしていて楽しいです。この猿だけは絶対に見るべし。建物の側面にも猿のパネルがあるので見忘れ注意です。
ハッキリ言って、歴史が好きな人はずーーーっと見ていられると思います。猿に意味があるなんて知らなかった……。
実はここには馬(神馬)がいるので運がいいとみられますよ。(見られる時間が決まっている)
江戸城と唐門前のパワースポット
日光東照宮のパワースポットと言われる場所です。
この場所の真後ろの先には江戸城があり、江戸城とこの後で紹介する徳川家康のお墓を結んだ場所。
当時の日本人の身長は今より低かったわけですが、当時の人がこのパワースポットに立つと、鳥居と後ろの陽明門(ようめいもん)が一緒に見えるようになっているところもポイントです。
ココらへんから一気にキンキラで派手になってきて、心がおどります。興奮というかなんというか。
陽明門(ようめいもん)
国宝です。日光東照宮のなかで1番メインの門といっていいでしょう。歴史建造物のなかで「門」が好きな管理人としてはテンションがあがります。
陽明門の派手さ、豪華さは、ずーーーっと見てられるのですが後ろから、人、人、人。
徹底的に作り込まれていてどれだけ時間かかっているんだろう? って感じ。
陽明門とつながる壁も派手だし。日本の建築物は地味なものが多いなかで、日光東照宮の派手さはちょっと別世界かも。
永遠の未完成なのが陽明門。これもエピソードが楽しいですよねー。
ちなみにこの画像は逆柱ではないですよ。この裏にあります。
唐門(からもん)
こちらも国宝の「唐門(からもん)」。どれだけ国宝だらけなの……って感じです。
陽明門から唐門の連続門が門好きの心をくすぐってしょうがない……です。
左甚五郎の眠り猫
この猫……国宝です。
左甚五郎という職人が作った眠り猫で「徳川家康が眠るお墓にネズミ一匹入れない」ということでお墓を守っているみたいです。(眠っているけど)
「うっすら目をあけているようにみえるので、いつでも起きれる状態なんだ」っていう説もあるらしく、おもしろいです。
眠り猫の裏に「雀」の彫刻があります。猫と雀の彫刻……おもしろい組合せです。「猫と雀が一緒にいられるくらい平和」という意味もあるとかないとか……。
徳川家康のお墓
眠り猫を奥に進んでいくと、いよいよ徳川家康のお墓があります。ワクワクが止まらない。
日光東照宮全体に言えることだけど、一つひとつが派手。門も当然派手。
門をくぐると一気に階段を登って奥へ、奥へ。
さらに階段を登る、けっこう疲れます。アラフォー以上の人は体力に合わせて進みましょう。
ちなみにこの石も日光東照宮の見どころの一つだったりします。一つひとつの石が一枚岩になっているので注意して見てみてください。
家康のお墓の前にある門も重要文化財で鋳抜門。日光東照宮……重要文化財が多すぎる。
こちらが徳川家康のお墓。さすがの天下人なのでデカイ。当然のごとく、重要文化財。お墓と陽明門をつないだ先が江戸城になっていて、「徳川家康がいつも江戸を見守っている」っていう前提みたいです。
別角度で。
なんか心が清らかになる気がします。
お墓の脇にある「叶う杉」と言われる木です。元々は巨木なんでしょうけど、大部分は切り取られていていますね。
しめ縄をしているので、なんか雰囲気があります。お願いごとをしておきましょう。
鳴龍(なきりゅう)
「鳴龍」も日光東照宮の見どころの一つなので忘れずにみてください。
鳴龍では撮影禁止なので、画像なしです。
龍の絵を書いた天井画の下で拍子を鳴らしたときの音の跳ね返りが楽しいです。
いたるところにある葵の御紋
葵の御紋……おそらく日本で一番有名な紋ではないでしょうか?
徳川家と同じくらい有名な織田家や豊臣家でも「家紋」となると知らない人も多いと思います。が、しかし、「徳川の葵の御紋」だけはほとんどの人が知っている……。(と思う。)
日光東照宮の建築物の至るところにある紋をみて、ここがやっぱり徳川家にとって大事な場所なんだなと実感できます。
管理人のやらかした失敗エピソード
私が日光東照宮でやらかした失敗エピソードを2つ紹介しますので、日光東照宮に行くときに同じような失敗をしないように注意してくださいね。
・日光東照宮以外の観光スポット情報を調べてなかった
1つ目のは時間配分が大きく狂うこととなり、2つ目は日光東照宮意外の観光が、せっかく日光までいったにもかかわらず出来ずじまいとなってしまいました……。
失敗①:宇都宮駅での乗換え失敗で時間を大きくロス
JRで宇都宮駅から日光線に乗り換えて日光駅まで向かう予定だったのですが、宇都宮駅に到着して、日光線に乗り換えようとたら、なんと40分待ち……。
日光線は1時間に1本の電車だったために、大きく待ち時間を作ってしまう結果になりました……。
日光東照宮は、私が行った時期は16時で閉園だったので、宇都宮駅での1時間近い待機は大きなロス……。結果として日光東照宮を楽しむ時間が大きく減ってしまう結果になりました。
失敗②:日光東照宮以外の観光スポット情報を調べてなかった
日光には日光東照宮以外にも観光スポットがあります。
・輪王寺、大猷院
(他にも輪王寺は見どころがいくつかあるけど……。)
徳川家光が眠るお墓ですが、「日光山輪王寺」の存在を知らなかった私は、日光東照宮と一緒に見に行きませんでした。日光駅に戻ろうとバスに乗ってから、「徳川家光のお墓、日光山輪王寺大猷院」を知りました……。
「ま・マジかーーーー。絶対観たかった……。」
悔しい……。
悔しい……。
悔しい……。
日光東照宮のまわりには「日光山・輪王寺」の観光スポットがたくさんあります。
そして少し足を伸ばして「華厳の滝」もみたかった……。残念すぎました。それもこれも、私が日光東照宮以外の情報を調べようとしなかったからです。
まとめ:栃木に行ったなら日光東照宮を楽しもう!
日光東照宮は世界遺産だし、見どころも多いし、楽しいですよ。
私は、日光東照宮に行ったのが昼すぎだったので、結果的にサクッとした短い時間で楽しむ日光東照宮になりましたが、コレはコレでアリだと思いました。
短い時間で行っても楽しめるのが日光東照宮だし、朝からガッツリと時間をとっても楽しめるのが日光東照宮&日光観光なので、ぜひ栃木旅行のメインにどうぞ、です。
日光東照宮と宇都宮の餃子とをセットで楽しむのが個人的にはオススメです。駅前、駅近でもお店が多いのでサッと食べることができます。実際に食べてみてオススメ餃子店もまとめています。
>>宇都宮駅から徒歩5分以内の本当に美味しくて禁煙の餃子店3選
おまけ:「日光東照宮」を楽しむためのコツ
日光東照宮を楽しむというか、旅行を楽しむためのコツは「事前に情報を把握しておく」ことです。
「よくわからないけど行けばなんとなるだろ」みたいな人もなかにはいますが……(私のことです)、やっぱり事前にその場所の情報を把握した上で、「ここ行きたい」とか「ここは見たい」と自分のなかで決めていたほうが、迷わないので楽しいです。
オススメなのは、雑誌を1冊買って、事前にチェックしておくことです。日光東照宮以外にも栃木の観光スポットがチェックできるので、組み合わせることで栃木&日光東照宮を楽しめますよー。
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