こういう疑問に答えようと思います。
今回の記事では、IPOをやるなら『SBI証券』と『松井証券』のどちらの口座を利用する方が便利でオトクなのかを理解できますよ。
私はSBI証券を10年以上利用してきているガチユーザーです。松井証券に関しては、口座開設をしようと情報収集しようとしている段階。
(A8フェスティバルという仕事でのイベントで、松井証券のスタッフさんの対応がよくて、ちょっと好きになりました。)
結論を言ってしまうと下記です。
- SBI証券 → メイン口座
- 松井証券 → サブ口座
SBI証券のIPOはガチ使いやすい口座です。
松井証券のIPOは、SBI証券の唯一の不満点を解消してくれる口座でした。
『IPOを始める人で、SBI証券と松井証券の口座比較で悩んでいる人』は参考にしてくださいねー。
SBI証券と松井証券はどっちがいいのか比較してみた
結論:メイン口座としてSBI証券、サブ口座として松井証券!両方開設しよう
どちらの口座も開設しましょう。
SBI証券と松井証券を比較
『IPO取扱割合』『抽選方法』『資金が必要なタイミング』で比較してみます。
証券会社- | IPO取扱割合 | 抽選方法 | 資金が必要なタイミング |
---|---|---|---|
SBI証券 | 全体の90%以上 業界1位 | 抽選:70% IPOチャレンジポイント:30% | 抽選時に資金が必要 |
松井証券 | 全体の10%ちょっと | 取扱量の70%を平等抽選 | 当選時に資金が必要 |
比較してみると下記の結論かと。
- 取扱IPO割合 →
SBI証券 > 松井証券 - 抽選方法 →
SBI証券 > 松井証券 - 資金が必要なタイミング →
SBI証券 < 松井証券
SBI証券のメリット
以下の3点です。
- 取扱い銘柄数が多い
- IPOチャレンジポイントの存在が大きい
- 当選しやすい
SBI証券はメイン口座をして利用するべきなメリットが多いです。
メリット(1):取扱い銘柄数が多い
毎年、上場会社の95%くらいのIPOを取り扱っています。
なので、自分が抽選に参加したい会社にきちんと申込むことが可能です。
IPOは多く抽選申込数を多くするのがコツ
多く抽選に申し込まないと、IPOは当選しません……。
なので、取扱い数が多いというのはIPOをやっていく上での必須事項。そういう意味ではSBI証券は超合格なワケです。
メリット(2):IPOチャレンジポイントの存在が大きい
IPOチャレンジポイントが貯まっていると、いつか必ず当選します。
SBI証券では、通常の抽選枠とは別に『IPOチャレンジポイントを利用した抽選枠』があります。
ポイントが多い人から順番に当選していくのです。なので、いつか必ずIPOに当選します。
「ポイントを貯めるなんて面倒くさいだろ……。」っていう意見の人もいて、たしかに面倒くさいのですが、貯めるだけの価値があります。
”ポイントを貯めたら必ず当選”という制度を実地しているのはSBI証券くらいです。(レア)
IPOチャレンジポイントの存在がメイン口座として利用する理由
多くのIPOではハズレるとがっかりします……。気持ちが萎えます。
「またか……。」
という気持ちになるんですが、SBI証券の場合、IPOチャレンジポイントが貯まるのでハズレても嬉しいんです。
理由は単純で将来の当選に近づくからです。
IPOは人気、不人気がハッキリ分かれます。当然、人気のIPOは利益が出やすいので、IPOチャレンジポイントを貯めまくって、注目人気銘柄にドーーーンと打ち込む戦略が有効です。
その時のためにもハズレが嬉しいわけです。
SBI証券のシステムって上手だよな……と唸ってます。
メリット(3):当選しやすい
SBI証券が当選しやすい理由は、1人で複数口申込むことが可能だからです。
多く申込むことが可能なので、当然ですが当選確率が上がります。
松井証券のメリット
以下1点です。
- 口座への入金が当選後でいい
メリット(1):口座への入金が当選後でいい
資金の移動が当選後でいいのは超絶、超絶、超絶ラク!(これはありがたい)
ぶっちゃけて言うなら、IPOはほとんど当たりません……。なので、資金移動が当選後にしてほしいというのは、すべてのIPOをやっている人共通の願いです。
この点を松井証券はクリアーしています。(ありがたい!)
当選後に資金を入れればいい証券口座はレア
ぶっっちゃけ、松井証券を含めてほとんどありません。
レアです、超レア!
なので、この点のメリットが超・超・超貴重なワケです。
IPOをやっているときの超ストレスパターン(日常的にある)
- A証券会社のIPOに参加したいけど残高がない……
- B口座から資金を引き出す
- 銀行口座に返金された資金をA口座に振り込む → IPO抽選ハズレ
- C証券会社のIPOに参加したいけど残高がない……
- A口座から資金を引き出す
- 銀行口座に返金された資金をC口座に振り込む → IPO抽選ハズレ
以下、上記をループ……。
多くの証券口座では、申込時もしくは抽選時に残高があることが条件なので、複数の口座を利用していると、どうしても資金の移動が必要になります。
面倒くせーーー。イヤになりますね。
上記がない松井証券ステキですね。
メイン口座とサブ口座の複数持ちは有効
やっているとわかりますが、当選するまで資金を入れる必要がない口座というのは、すごーーーく重宝します。
理由は単純で、資金の移動はとにかく面倒くさいんです……。
IPO取扱数が多い口座をメイン口座で利用して、資金移動の必要がない口座をサブ口座で持つ戦術は合理的です。
再度結論:SBI証券も松井証券も両方利用しよう
比較してみての感想ですが、”SBI証券も松井証券も両方持っていた方が有利”ということです!
IPOは面倒くさいですが、投資効果が大きいのでコツコツ申込むのが大事だと思っています。
- SBI証券 → メイン口座
- 松井証券 → サブ口座
多くの人が上記の使い方だと思います。
少なくとも私は上記の使い方でいきます。それぞれの口座の良さを引き出してオトクに投資を楽しみましょう。
それではー。
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