こんにちは、ミハナです。
「美味しくビールを飲みながらダイエットしたい……。」
そう思ったことはないですか?
多くのダイエットでは「ビールやアルコールはダイエット中はなるべくヤメたほうがいい」と言われてしまいます……。
でも、ビールを飲みながらダイエットは本当にダメなんだろうか?と普段考えていたら、「やせたい人は、今夜もビールを飲みなさい」という本をみつけてしまいました(驚)。
しかも、著書は管理栄養士だし、健康系で有名な「タニタ」に在籍した方です。
実はダイエット中にビールを飲んでも痩せていくことは可能なんです。ただし、それには正しい知識が必要です。
この「やせたい人は、今夜もビールを飲みなさい」を読むことで、アルコールの知識、ダイエットの基本的なやり方、ダイエット中ビールを飲む場合のおつまみなどの知識が身につきます。
この本に書かれている各章を読み込むことで、心が軽く、「少しだけ(適量)」ビールを飲みながらダイエットすることが可能になるでしょう。
それでは「やせたい人は、今夜もビールを飲みなさい」をレビューします。
「やせたい人は、今夜もビールを飲みなさい」をレビュー
「やせたい人は、今夜もビールを飲みなさい」の大きな特徴としてはビール好きな管理栄養士の著者が書いているという点です。
やっぱり、ビールが好きな人にとって、ダイエットのためにビールをヤメなさいと言われるのはツライのです……。焼酎やウィスキーなどの蒸留酒なら飲んでもいいと言われるということもありますが、「そもそも、蒸留酒は飲めない」という人も多くいます。
それに、仕事の後は、1杯だけでもビールで乾杯をしたい……。
ビールを飲んでも痩せるということが理解できれば、これ以上ないくらいストレスが減る人も多いではないでしょうか? ビールを飲みながらダイエットをしていく知識を正しく身につければ、ダイエットの敵と言われたビールが相棒に変わるのです。
ダイエットで正しい知識は正義です!!!
それではレビューします。
著者の「安中 知恵」さんはこんな人
名前:安中 知恵(あんなか ちえ)
生年月日:……。
出身地:東京
職業:管理栄養士、健康事業のコンサルティング
学習院大学法学部卒業。女子栄養大学栄養学部卒業。東京都立大学大学院都市科学研究科修士課程修了。……学歴が凄い。
ご本人のHP http://annakachie.com/
食に関するプロで健康、栄養、安全と色々な面から情報発信をしている。
健康的な社員食堂やヘルスメーターで有名なタニタにも在籍していた。
台湾料理とタイ料理を愛している女性。もちろんビール大好き!!!(ビールが好きじゃないのに、こんな本は出せない)
芸能人かと思うほどの美貌を持つ。自作のプロテインクッキーが凄く美味しそうで栄養が凄そうで食べたい……。(個人的に)
今回紹介する著書意外にも
「1日3杯のコーヒーが人を健康にする!」
「太らないのは、どっち!? (青春新書プレイブックス)」
などがある。
目次と各章の簡単な詳細を紹介
目次と各章の簡単な詳細を紹介をします。
はじめに
「はじめに」ではビール好きの著者がビール好きの読者に対して、健康的なダイエットが必要な考え方をまとめています。
正しくダイエットを考える人の特徴って、「一時的なダイエット」ではなくて生涯を通して「健康的に楽しく食事を楽しむ」という考え方をします。
この「はじめに」を読むことで「ツラいダイエットをするのではなく楽しみながらダイエットをしていくための本」ということが理解できます。
ビールの性格を知っていれば太らない
●この章の目次
1 ビールは本当に太りやすいお酒なのか
2 ビール腹はビールのせいじゃなかった
3 アルコールの実質カロリーは低い
4 発泡酒やノンアルコールビールとの違いは
5 カロリーオフ・糖質ゼロの商品の落とし穴
6 もっと知りたいお酒の糖質とカロリー
7 ビールを飲みながらでも痛風は予防できる
8 お酒で寿命が延びる人、縮む人
9 長寿につながるお酒の飲み方太らないおつまみレシピ、野菜ときのこ、海藻をとろう!
「ビール=糖質=ダイエットの敵」みたいに思われているビールに対しての誤解を解説しています。また、ビールに限らず焼酎やワインなんどお酒全般のカロリーなどの知識もこの第1章を読むことで身につきます。
ビールが主役の本なので、メーカーそれぞれのビールのカロリーや糖質量をグラフにまとめてくれていたりして、これだけでも価値があるな~と感じてしまいます。(自分で調べるのはめんどくさいですから……。)
自分が普段飲んでいる量が適量なのか飲み過ぎなのか理解できるので、お酒好きには必見の第1章です。
第2章 「ビールとおつまみのダイエット」は王道です
●この章の目次
1 男性はダイエットに成功しやすい
2 自分の体型を知っていますか?
3 まず体脂肪率を測ろう
4 あなたは太りやすい人?
5 カロリー制限か、糖質制限か
6 カロリー計算は不要
7 肥満と健康の鍵は血糖値
8 やせない人の食事は共通している
9 睡眠不足も太る原因
10 夜遅い時間帯の食事法
11 医者の栄養指導は話半分で聞く
12 体重が落ちるまで運動しないこと太らないおつまみレシピ 大豆製品はダイエットの味方です!
ダイエットのための各基礎知識を解説しています。
健康的に痩せるのに必要なのは「正しい知識」と「正しい食事方法」です。まず、知識を身につけることで間違ったダイエットをしてしまうリスクを取り除くことができます。
健康的に痩せるには正しい食事方法が欠かせません。面倒なダイエット、苦痛なダイエットを続かないことを十分に理解している著者が食事管理に関する基礎知識を大切に考えているのがよーーーくわかる解説です。
第3章 「飲んでもダイエットできる」これだけの方法
●この章の目次
1 まず1日の糖質量を決める
・1日に飲むビールの量を決める
・食事の糖質量を決める
・酒の愛好家には玄米や胚芽米がおすすめ
2 タンパク質では太らない
3 やせるために油を食べよう
4 お酒を飲む人は、朝食を抜いてはいけない
5 タニタの社員食堂が人気の理由
6 ダイエットを成功させる間食
7 食べる順番を変えて痩せる
8 なぜ果物を食べたほうが良いのか
・果物であらゆる病気も予防
・果物の抗酸化作用で活性酸素を除去
9 酒飲みの人に不足しがちな栄養素とは?
10 腸内環境を整えてうまくやせよう
11 1日3杯のコーヒーがいい
12 酒好きの人にとってのサプリメントの是非
・摂りすぎれば死亡率を高める
・サプリメントを摂ったほうが良い人
13 ダイエット停滞期の乗りきり方太らないおつまみレシピ 魚介類は酒飲みの人にピッタリ!
ビールを飲みながら痩せていくための具体的な食事方法を解説しています。
1日に摂る糖質の量を決めれば、1日に飲んでも大丈夫なビールの量も決まります。その上で具体的に何をどのように食べていくのかをを理解することが大切です。
この第3章を読み込むことで、今までの自分の食事の間違っていた部分や足りなかった部分に気づけます、「食べないといけないもの」、「食べる方法」、「足りない栄養素」などです。
ビールは糖質があるので、飲みながら痩せるということは、糖質の調整は大事なことは言うまでもありません。もちろん、他の栄養素も正しく摂らないと健康的に痩せていくことはできません。
基礎知識を身につけた人が実践で食事管理をしていくための大事な章です。
第4章 やせる! おつまみの食べ方
●この章の目次
1 美味しいビールと旬の食材でやせよう
2 「乾いた喉に1杯」は危険!
3 ネバネバ食品と酢の物で血糖値を抑えよう!
4 気をつけたい野菜の食べ方
・生野菜は生で食べたほうが良いのか?
5 枝豆はダイエット向きのおつまみ
6 魚は刺し身で食べるのがおすすめ
7 肉食で寿命が延びている
・タンパク質が不足するとうつ病になりやすい
・肉のおつまみを食べよう
8 安くて手軽な食品は糖質が主体
9 チーズとナッツは、ダイエットの強い味方
10 締めにラーメンを食べてしまったら……
11 食品表示でその食品の味がわかる
12 ビールを飲みながら、ダイエットできる店
13 寿司、鍋の春雨、餃子、などは要注意太らないおつまみレシピ 肉はダイエットに必要です。
太らないおつまみレシピ 卵、チーズ、ナッツほか、極うま締めの一品
ビールと一緒に食べるおつまみについて、かなーーーり具体的に解説しています。
ここまでビールとおつまみに特化したダイエット系の本を私は知りません。ダイエットをしていると「何を食べたらいいんだろう……?」と迷ってしまうことも多いのですが、この第4章を読み込むことで解決するでしょう。
そして、ただ痩せるだけの視点ではなく「健康」という部分にもフォーカスしています。「ビールを飲んで、さらに食事も食べて痩せる」のであればお健康的に痩せる意味でもおつまみの正しい知識は必須といえます。
おわりに
「今の時代の栄養学」から見たダイエットに対する著者の視点を解説しています。健康に対する著者の思いが伝わるとともに、ビール党を応援して文章を締めます。
参考文献一覧、著者紹介、奥付
参考文書をズラッと記載されていて、ちゃんとした裏付けのもと著作が出来上がったことが理解できます。
最後に著者の紹介をしています。
読んでみて感じたこと
シンプルな内容です。
今まで、ダイエットにビールは絶対にダメ……というのが多くの人の理解だったし、私もそうでした。が、しかし、この「やせたい人は、今夜もビールを飲みなさい」を読んで、ダイエット中でもビールを飲んでも大丈夫なんだと希望が持てます。
私はこの本以外に、ダイエット中にビールをすすめている本を知りません……。そういう意味で読む価値はあると思います。具体的に飲んでもOKなビールの量も明記されていてわかりやすいし。
特に、アルコールの糖質、カロリーに関する知識はお酒を飲みながらダイエットをする人には必須知識になります。ビール好きの著者だからこそ書ける本です。
後、ビールと一緒に食べるおつまみの説明も優秀です。
食事管理をするときに1番困るのが、「理論はわかったけど、結局、何を食べたらいいのかわからない」、「自分が食べている食事がダイエットに適しているのかわからない」というものです。
サッパリしたものという認識で食べていても糖質がたくさんある食べ物はたくさんあります。(根菜類なんか特にそうですよね。)
なので、具体的な食べ物を何種類も紹介しているのでわかりやすかったです。
残念な点としては、理論の先の理解がこの「やせたい人は、今夜もビールを飲みなさい、」ではむずかしいことです。
具体的には、ビール以外の食事に関して、自分がどのくらい食べても大丈夫なのかがわりません。
私がダイエット本で1番良書だと思っている「筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方」であれば、自分の体重、身長、年齢、運動強度から痩せるために、「炭水化物、タンパク質、脂質」を具体的にどのくらい食べたらいいのかがわかります。
※レビューはこちら
ライザップ糖質量ハンドブックを購入したのでレビュー|ダイエットで食事管理するときの必須本
さらに、「ライザップ糖質量ハンドブック」が手元にあれば、1000種類の自分の食べる食材、食事の糖質量、タンパク質量、脂質量がわかるので、「痩せるために自分に必要な量の栄養素」を調整できます。
※レビューはこちら
「筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方」を読んでみたのでレビュー|もう失敗しないダイエット方法を探している人はコレ
ビールは飲みたいけど、それよりも痩せることが優先の人はRIZAPに行くのが早いと思います……。お酒禁止ですが、実践すれば確実に痩せるプログラムになっています。
しかし、やっぱりお酒が好きな人には毎晩のビールは自分へのご褒美です♪ 美味しいですからね~。
「ビールを飲んでも痩せるということ」、「ビールをどのくらい飲んで具体的に何を食べるのがいいのか」を理解するにはこれ以上ない1冊だと感じました。
「ビールが好きだけど、ダイエット中は飲んじゃだめだし……。」と悶々している人が自分のなかの迷いを吹っ切ってダイエットするための入門書としては最適だと思います。
まとめ
・ダイエット中でもビールを飲みたいと思っている人
・ダイエット中に具体的に何を食べたらいいのか知りたい人
著者は管理栄養士で、健康で有名な「タニタ」に在籍をしていた人です。本人がビール党でもあり説得力があります。
・ビールを飲みながらダイエットするための基礎知識
・健康面も考えたダイエットをするための基礎知識
・ビールを飲みながらどうやってダイエットするのかの具体的な方法
・ビールと一緒にダイエットをするときのおすすめのおつまみ
この本を読み込むことで、美味しいビールを飲みながらでもダイエットをしてもいいという希望が持てるという点でいい本だと思いますよ。
※30代から痩せたい人向けのおすすめダイエット本をまとめました。
>>【まとめ】実際に役に立ったダイエット本を紹介する|30代からは正しい知識がないと痩せないよ