注意した方がいいことと合わせて、誰か詳しい人に説明してほしい。」
こういう声に参考になる記事を用意しました。
今回の記事では、「正社員として採用される予定の人が、試用期間中に退職する場合の手順と注意点」を解説します。
この記事を読んでもらうことで、試用期間中の人はスムーズに退職することができますよ。
15年以上、人事&総務を担当してきた私が解説をしていきます。
備考:自分の価値を理解しておきましょう
もし、今の会社ではどうしても報われないと感じるなら、転職は現実的な解決策です。
事前の情報収集だけでもやっておくと後々報われます。
正社員予定の人が試用期間に退職する場合の手順5つと注意点3つ
結論:正社員予定の人が試用期間中に辞める手順は5ステップです!
下記の5ステップを1つずつやっていけば円満に退職できます。
- 上司(もしくは人事)に退職の意思を告げる
- 退職理由を告げて辞める日を話し合う
- 退職届を提出する
- 業務の引き継ぎや机の片付けをする
- 退職日がきたら退職する
それぞれ解説します。
ステップ(1):上司(もしくは人事)に退職の意思を告げる
退職することを決めたら、直属の上司に意思を伝えましょう。(人事でも可)
「口頭では言いにくい……」って思うようなら、メールやLineなどで切り出しても問題ありません。
よくブログや本などを読むと、『メールやLineではダメ!』みたいな書き込みがありますが伝われば何でもいいです。
※特に中小企業ならメールやLineで、切り出しても問題になることはほぼありません。
詳しくは「中小企業に勤める性格が真面目な人が仕事を辞める方法【言いづらい?大丈夫!】」にまとめています。
ステップ(2):退職理由を告げて辞める日を話し合う
就業規則にそって退職日を設定することになります。
1ヶ月後くらいになることが多いはず。
最短だと2週間後です
就業規則に退職日に関する規定がない場合は、退職を告げてから2週間での退職が可能です。
よくある質問:会社の合意があれば即日退社は可能ですか?
合意があれば即日退社も可能です。
実際に私が人事として、試用期間中の退職希望者と話をまとめるときは、ほとんど即日退社にしていました。(引き継ぎ事項がないかぎりは)
入社してから、日が浅い場合は即日退社になることもありますので、できないと決めつけずに話をしてみるといいと思います。
ステップ(3):退職届を提出する
「一身上の都合で退職します。」と書いた退職届を提出しましょう。
よくある間違い
- 間違い → 退職願を提出
- 正解 → 退職届を提出
上記は退職届を提出する場合のよくある間違いです。
退職届を提出しましょう。
ステップ(4):業務の引き継ぎや机の片付けをする
会社と打ち合わせた内容にそって、業務の引き継ぎをしましょう。合わせて、机の片付けもおこないます。
試用期間中の場合は引き継ぎ事項も多くないので簡単です。
ステップ(5):退職日がきたら退職する
お疲れ様でした。
期日がきたら退職しましょう。
以上が、正社員予定の人が試用期間中に辞める5ステップになります。
試用期間中の退職の手順が正社員と変わらない理由
理由は簡単で、試用期間中も法的には「正社員」と同じ扱いだからです。
そもそも、法的には『試用期間』という規定はありません。会社側が『お試し期間』的に用意しているだけで、法的には入社日から『正社員』なんです。
「給料とかが正社員と違うけど……。」って思うかもしれませんが、それも会社とアナタの間での労働契約なだけです。
なので、試用期間中であっても正社員としての退職手順で手続きすることになります。
正社員の人が試用期間中に退職する場合の注意点3つ
下記の3つです
- 退職手続きは誠実におこなう
- 退職後の転職に不利になる場合もある
- 退職理由は円満退職が可能な内容にする
あまり気にする必要はないかもしれません、一応理解しておいてください。
注意点(1):退職手続きは誠実におこなう
短い在籍日数での退職は冷めたい目でみられることもあるので、退職手続きは誠実におこないましょう。
印象をよくしておかないと、退職手続き中にイジワルされたり嫌味を言われたりということになりかねません……。
注意点(2):退職後の転職に不利になる場合もある
短期間で退職したことを嫌われる場合もあることは覚悟しておきましょう……。(これは仕方がない)
転職の際に、短期間で退職した理由を必ず聞かれます……。
注意点(3):退職理由は円満退職が可能な内容にする
会社に否がない理由で円満退職にしましょう。
「退職したら会うことないんだから辞める理由なんてなんでもいいじゃん……。」っていう意見もあると思いますが、退職後も何らかの連絡をすることはありえます。(まぁ、ほとんどないけど)
何かあった場合でも連絡を取るのが気まずくならないような理由にしましょう。
まとめ:正社員の人が試用期間中に退職するのは難しくない!円満に退職しよう
というわけで、「正社員予定の人が試用期間に退職する場合の手順5つと注意点3つ【円満】」を書いてきました。
この記事で解説した、『正社員予定の人が試用期間中に辞める5ステップ』を実践してくれれば、試用期間中の人でも安心して退職手続きをすることができますよ。
おさらいとしてまとめます。
試用期間中に辞める5ステップ
- 上司(もしくは人事)に退職の意思を告げる
- 退職理由を告げて辞める日を話し合う
- 退職届を提出する
- 業務の引き継ぎや机の片付けをする
- 退職日がきたら退職する
最後に一ついうなら、試用期間中の退職はそれほど珍しいことではありません。
なので、あまり難しく考えずに退職への手続きをおこないましょう。
人事も淡々と手続きしてくれるはずです。(多分)
それではー。
最後に提案です
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