こういう疑問に答えようと思います。
国内旅行は「お城」があるところ!そう決めている私ですが、今回駿府城に行ってきたので、感想として「良かった点」と「残念な点」あとは「注意点」などをツラツラとまとめたいと思います。
最初に言っておきますが、駿府城は天守はありません。なので天守好きな人は楽しめません。しかし、徳川家康のお城ってことで、戦国好き、城好きとしては1回は行っておくべきお城です。櫓のなかにも入れるので楽しいです。
行った結論としては、まぁまぁオススメです。
これから駿府城に行く人で、公式HP以外の生の感想を探している人は参考にしてくださいねー。
メモ:駿府城とは?
将軍を秀忠に譲ったあとに住んでいた城で、街の作りなどが江戸城のモデルになっている。
実際に家康が政務を行った場所で、江戸時代初期の江戸城と並ぶ当時の日本の中心。天守台の大きさは日本一。
駿府城レビュー
繰り返しますが、結論としてはまぁまぁ満足です。貴重な天守台の発掘調査を見られたのでレアでした。
ガッツリとした興奮はそこまでなかったです(苦笑)。
駿府城の良かった点
駿府城の良かった点は下記の3つ。
良かった点はコチラ
・櫓のなかに入れた
・散歩感覚でゆっくりできた【庭園もあったし】
解説します。
良かった点(1):天守台の発掘調査を見られた
お城の発掘調査を見られるってすごーーーくレア。貴重な体験ですよ。
▲この発掘調査を見られるのははちょっと価値があると思います。「こうやって発掘調査しているんだ~。」って実感できるし。
▲あと、これから駿府城を見に行く人にオススメしたいのが、『発掘情報館きゃっしる』。駿府城のことをじっくり詳しく教えてくれます。
『きゃっしる』で話を聞いて知識武装してから天守台を見ると楽しい(知識があって見るのと、無くて見るのは全然違う)。無料ですしね。
「知識はネットで調べていくよ」っていう人もいるかもしれません。それでもいいですが、きゃっしるの人は専門家なので知識の量と深みがハンパじゃない。素直にプロに頼るべきかと。
地味にうつるかもしれない発掘調査ですが良かったです。
良かった点(2):櫓のなかに入れた
▲猪目(イノメ)の形をした石。(ハートにみえる石のこと)
猪目は魔除けの意味だったり、福を呼び込む意味合いがある。石で猪目の形にしてえるのが面白い。
▲スタッフの人が細かく解説してくれます。こちらの画像は坤櫓(ひつじさるやぐら)。
天守台といい坤櫓といい、スタッフの解説付きって贅沢ですよね。
▲坤櫓(ひつじさるやぐら)では、鎧兜的のコスプレ体験ができます。紙で作られた鎧兜だけど、確実に雰囲気は出るので写真を撮りまくりましょう。
以外と楽しい!
※今昔スコープ体験っていうのがあるらしいけど、私が行った日は中止だったのが残念……。
良かった点(3):散歩感覚でゆっくりできた【庭園もあったし】
▲『紅葉山庭園』は駿府城とは直接関係ないのだけど、駿府城公園のなか一緒にあって、「これぞ日本庭園」という感じを味あわせてくれるので心がホッとします。
▲お茶屋さんもあるので、心のゆとりを感じさせてくれます。
抹茶美味しいですよー。
駿府城の残念だった点
駿府城の残念な点は1点。
ポイント
解説します。
残念な点(1):公園として整備されているので、お城感が弱い
▲公園に櫓が2箇所ある……みたいな感じで、お城感はほぼありません。
なので、戦国時代をイメージするとかはほぼ不可能……。ほのぼのした公園です。
駿府城のアクセス
一番の最寄り駅は『新静岡駅(静岡鉄道静)』。(JRではなくて私鉄)。
旅人の場合は『JR静岡駅』がメインになるかと思います。徒歩圏内です。グーグル・マップ片手に歩きましょう。
ずーーーっと平坦の道。ラクチン!
知っておきたい駿府城関連の豆知識
駿府城に行くなら知っておきたい豆知識は3つ。
豆知識はコチラ
・徒歩5分で『さわやか』があるのでセットにすると静岡観光が捗る
・徒歩10分で『青葉おでん横丁』『青葉おでん街』があるのでセットにすると静岡観光が捗る
豆知識(1): コインロッカーがない
スーツケースで行った場合は、コロコロと転がしながら駿府城をみることになります。
櫓や門では受付で預かってくれるので、それほど困らないですが、公園内は地面が岩でゴツゴツしていたり、芝生だったりでスーツケースを転がすのが厳しいところもあるので注意が必要ですね。
メチャクチャ困るとはならないだろうけど(少しは困る)、バックパック的なカバンで訪れた方がラクかも……です。(いや、そうした方がいい)
私はスーツケースで行きました。なんとかなりましたけど。
豆知識(2):徒歩5分で『さわやか』があるのでセットにすると静岡観光が捗る
▲静岡といえばさわやか。徒歩5分の距離に『さわやか新静岡セノバ店』があります。
実際に行ってみたけど、外が固いのに中が半生の柔らかさでクセになる不思議な食感で美味しい。
駿府城に行くならセットにするべき。
豆知識(3):徒歩10分で『青葉おでん横丁』『青葉おでん街』があるのでセットにすると静岡観光が捗る
▲静岡グルメといえば、静岡おでん。
特に青葉おでん横丁にある『三河屋』は静岡NO.1の名店と言われています。
実際に行ってみたけど、真剣に美味しい。駿府城に行くならセットにするべき!
駿府城の他の画像
東御門・巽櫓
▲東御門(高麗門)
▲東御門(櫓門)
▲巽櫓
公園内にある駿府城関連画像
▲徳川家康像、インスタ映えのポイントですね。
▲駿府城で使われていた石垣の一部が公園内にポツンとあります。石に刻印がはいっていて、当時の雰囲気を味わえます。
駿府城レビューまとめ:お城ファンなら1度は行っておくべきお城【徳川家康の城だから的な意味で!】
お城としての見どころはそれほど多いとは思わないけど(基本、公園だし)、徳川家康が愛して居住したお城ってことで見ておく価値はあるかなと。そういう意味でオススメです。
交通のアクセスはいいし、『さわやか』『静岡おでんの名店』も徒歩圏内にあるので、お城観光としてはアリですね。
天守台に発掘作業をリアルに見れたのは貴重だった。
どうせなら、天守台の発掘作業をしているこの数年と、発掘作業が終わって復元された未来の天守台を見比べると楽しいかなと思います。
それではー。
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