愛媛県の松山市にある「松山城」に行ってきたのでレビューします。
松山城は、松山市の中心部である標高132mの城山（勝山）山頂に本丸があり、裾野に二之丸（二之丸史跡庭園）、三之丸（堀之内）がある、広大な平山城です。
加藤義明という武将が松山城を建てました。
加藤 嘉明は、安土桃山時代から江戸時代にかけての武将・大名。豊臣秀吉の子飼衆で、賤ヶ岳の七本槍・七将の1人で「かとうよしあき」もしくは「かとうよしあきら」と読みます。
日本三大平山城にも数えられるお城で山頂の本壇にある天守（大天守）は、日本の12箇所に現存する天守の一つです。
日本の名城の1つとしてファンの多いお城で、城好きならぜひ1度は行っておきたい城だと思うので、このレビューを出発前の参考にしてください。
松山城の地図
松山城は「街」と呼ばれる松山の繁華街のすぐそばにあります。
道後温泉も近いので松山観光にセットで組合せる人が多いです。
実際に松山城に行ってきた
松山城のお堀から見える天守を撮影しました。天守が圧倒的な存在感です。このお城の堀には白鳥が住んでいます。
松山城への行き方は大きく4つあります。
・東雲口登城道
・県庁裏登城道
・黒門口登城道
・古町口登城道
大街道をぬけた先ある東雲通りを歩いていくとロープウェイ乗り場がありますので、そこから行くのが1番簡単です。
ロープウェイを使う行き方以外の方法は完全に山登りになるのでけっこうキツイですよ。
このロープウェイ乗り場から松山城の中腹までいって、そこから歩くのが王道コース。
松山城の冊子をもらいます。
松山城の二ノ丸の冊子もあります。
松山城のマスコットキャラである「よしあきくん」です。加藤義明を萌えキャラにしてます。
切符をかってリフトかロープウェイに乗って中腹までいきます。どちらに乗っても金額は同じ。リフトは2分ちょっとで中腹まで到着します。
リフトの場合は夏目漱石の小説である坊っちゃんに出てくるマドンナの格好をした女の子が少し松山城の解説をしてくれますよ。
こちらがロープウェイ。6分ちょっとかけて行きます。
中腹についたら天守を目指して歩いていくのですが、圧倒的な石垣の迫力に「おおおおおーーー凄い迫力……。」となりました。
「戸無門」です。
「隠門」です。
門から見上げる城の迫力はたまらないものがありますよ。
「隠門」のすぐ奥にある小さな門です。
天守を目指す途中で見える松山城下は絶景です。松山城の周りにはお城より高い建物は存在しません。
「太鼓門」です。
さぁ、目の前に天守がドーーーーーーンとそびえ立っています。写真で見る以上に迫力がいい感じ。
天守に入るには切符が必要です。
天守を見上げる松山城の代表的な１枚を自分でも撮ってみました。
「紫竹門東塀」です。こちらも重要文化財に指定されています。
狭間も当然あります。
「一ノ門」です。
「ニノ門」です。
「三ノ門」です。
「筋鉄門」です。
「松山城天守」です。日本に現存する天守は１２個なので貴重な天守です。松山城の天守は雷で１度焼失しましたが、１８５４年に再建されました。江戸時代に再建された天守を今の現代でみることができるのは嬉しいです。
天守内部です。「十間廊下」（じっけんろうか）です。
上の階に上がる階段が本当に急でほぼ直角です……。ゆーーーーーっくり登らないと確実に脚を踏み外します。
天守最上階に到着です。
天守最上階から見渡した松山城下の眺めが本気で感動します。
３６０度、全部見えます。ビルと山と海の眺めが感動モノで、心が洗われますよ。疲れているときにこの松山城下の景色をみたら「何を悩んでいるんだろう……。」ってなる気がします。それくらい心がキレイになる景色です。
天守から出て帰るのに「内門」をくぐります。
さらに「仕切門」です。
黒門口登城道は道が完全に山道で過酷です……。ガッツリと松山城を登りたい人はこちらから二ノ丸庭園を堪能しながら本丸に向かうのも楽しいです。
黒門口登城道から本丸に向かうのが１番の近い行き方です。
天守に向かう前にある茶屋の松山のご当地グルメが本気で美味しい
天守の手前に茶屋があって山道を登ってきて疲れた身体を休めることができます。
トイレも完備されていて、凄くキレイでウォッシュレットも最新のものがついています。
炊き込んで作る鯛めしは絶品です。一緒に添えられている「キクラゲ」がさっぱりしていて絶対に食べてほしい。西日本に住んでいる人には珍しくないでしょうが、東日本に住んでいる人は食べたことがないのでは……。しそ昆布みたいな感じです。
茶屋でのんびりして天守に向かえばいいです。鯛めし以外にも松山のご当地グルメがいっぱいあります。
伊予柑ソフトです。絶対に絶対に絶対に食べる価値があります。さっぱりとした味で甘くなくてスーーーーっと喉を通ります。ソフトクリーム自体にも伊予柑が混ざっているし、伊予柑のマーマレードも絶品です。
松山城に行った感想
ロープウェイに乗っての移動もしくはリフトに乗っての移動は他のお城にはない体験ができる移動方法なので、すごく楽しいです。
松山城は面積が広くて本丸に到着するまでにいくつもの門をくぐる必要があります。その移動中に見える松山の城下町の景色が絶景です!!!
「ビル、山、海」が見えて天気の良い日だったので本当に気持ちが落ち着く吸い込まれるような感じで最高なんです。
天守最上階にあがったら360度のパノラマビューでどこを見ても、建物と山と海の組合せに松山を見下ろす感じがテンションもあがります。
天守に入る前のご飯も愛媛の名物が食べられて、これがまた美味しい!!!
ほとんどお金もかかることなく、これほどの完全に再現されているお城を歩いて見て回れることに至高の贅沢な時間を味わえました。
満足です!!!
松山城はこんな人におすすめ
山の上にある松山城は「ロープウェイ」、「門をくぐっていく」、「天守の広さも十分」で見応えのあるお城です。
敷地面積も十分な広さですが、天守に入る前にご飯を食べたり飲み物を飲んだりで休憩することもできるので、ゆーーーっくりお城見学をしたい人には最高です。
お城を登れば松山の街が360度見える景色で、圧倒的な風景を眺めたい人、カメラで写真に納めたい人にもおすすめ。天守からの眺めは本当に最高ですよ。
日本のお城のなかでも、松山城以上に、キレイに整備されているお城、迫力のあるお城は数少ないのでガッツリとお城を堪能してい人にはぜひ行ってみてほしいです。
2020年1月追記
※看護師の転職をサポートするサイト【看護のお仕事】内の【ナースときどき女子】で、ミハナログの松山城レビュー記事が紹介されました。
>>メジャークラスから穴場まで！旅好きナースに捧げる四国の観光情報まとめ
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