こんにちは。ミハナです。
年末調整や確定申告など、この時期になると何かと話題になりますよね。
今回は節税対策を私たちでもなんとかできないかということで、ふるさと納税でお得に節税する方法をご紹介します。
ふるさと納税の基本をまとめる
ふるさと納税の基本をまとめます。
ふるさと納税の基本的仕組み
そもそも、ふるさと納税とはどんなシステムなのかご存じない方も多いのではないでしょうか?
何を隠そう私もその一人で、つい最近まであまり言葉は知っていましたがナニモノなのかよくわかっていませんでした。ふるさと納税の基本的な仕組みをご紹介すると次の通りです。
ふるさと納税は「納税」とありますが、実際は自治体への寄付です。
寄付した金額によって翌年の所得税と住民税が控除(=軽減)されることになります。たとえば、4万円を寄付した場合の控除例を見てみます。(平成28年4月現在の制度に基づいた試算)
- 所得税は(40,000円-2,000円)×10%=3,800円が還付金として振り込み
住民税は(40,000円-2,000円)×90%=34,200円が翌年の住民税から減額
なんと、実質2,000円の負担でふるさと納税の品物がもらえるのです。
ただ、控除額はいくらでもできる訳ではなく上限がありますので注意が必要です。
先程の40,000円が上限という世帯は以下のような世帯です。年収などでバラつきがありますので注意が必要です。
(40,000円が納税上限となる世帯のモデルケース)
・年収約500万円・配偶者を含む4人家族
・年収約450万円・配偶者が専業主婦・子供なし
・年収約380万円・単身者
上記は住宅ローン控除などが無い場合のモデルケースなので、住宅ローン控除を受けている世帯はお近くの税務署に確認する等してさらに注意が必要です。
控除額の目安を詳しく調べたい方はこちらからどうぞ。
http://www.furusato-tax.jp/example.html
寄付の上限金額さえ注意すれば、約2,000円でふるさと納税の品物を受け取ることができます。ふるさと納税の品物はバリエーションが豊富です。
お礼の品物をもらって「住民税」「所得税」が少なる制度なので人気になるのも納得できます。
やはり上限金額がふるさと納税の鍵となるようです。また多少の手間がかかるのでこの点は止む無しというところでしょうか。
上限金額を超えると純粋に寄付という行為になります。
ただ、お得にふるさと納税という今回の観点から見るとデメリットというだけですので、その点ご注意ください。
ふるさと納税でお得に品物をもらう
では、実際にふるさと納税でもらえる品物はどんなものがあるのでしょうか?
やはり、美味しいお肉や海の幸を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。
考えるだけで食べたくなってしまいます。さて、二つの商品の内容を例として見てみましょう。
(ふるさと納税でもらえる品物)
寄付金額 30,000円
特徴:全国和牛能力共進会で、最高位の内閣総理大臣賞を2回連続受賞の日本一和牛
寄付金額 40,000円
特徴:その日に水揚げされた瀬戸の海鮮詰め合わせで、内臓出し、ウロコ・エラとり等の下処理後、切り身、または三枚におろした状態で真空パックにてお届け。季節によって届く内容は変化する
いかがでしょう。支払う金額こそなかなかの金額ですが、実質負担は2,000円であとは納税だと思うとかなりのお得感があるのではないでしょうか。
中身を知ればしるほど、自分のお財布と相談しながらふるさと納税を利用したくなりますね。
この他にも愛媛県新居浜市では10,000円でビール(アサヒスーパードライ)の詰め合わせ、静岡県小山町も10,000円で「サーティーワンアイスクリーム」商品券10枚などバラエティに富んでいます。
また、宿泊券をふるさと納税と納税としている地方自治体も多いので旅行ついでにふるさと納税というのも粋ですね。
とにかく種類は豊富で調べだしたらきりがありません。
バリエーションが豊富でかつ2,000円では買えない品物がもらえるなら、利用しないともったいないですよね。
一度に20,000円~30,000円もお金を支払うとやはり「高いな」という気分になってしまうのは否めませんね。
これがふるさと納税をする上で1番戸惑う部分ですね。アタマでは「得」ってわかっているんですけど……。
ただ、先の事を考えれば2,000円で良い品物がもらえて税金も控除されると思えば、どうにか払おうという気持ちになるのではないでしょうか。
ふるさと納税は1月1日~12月31日を1年という考え方をします。なので、11月12月は駆け込み需要が多いです。
クレジットカードで支払いをする場合は翌月のカード支払い金額が膨れ上がることがあります……。計画的にふるさと納税を利用しないと年末年始のお金が多くかかる月にふるさと納税の寄付金も払うことになります……。
これけっこう注意ポイントです。私は実際に支払いで苦労しました。(笑)
ワンストップ特例制度を使えば確定申告は不要
さて、ここまでご紹介してきたふるさと納税ですが、実は平成27年からさらに利用しやすくなっています。便利になった点は以下の通りです。
(便利になった点)
・5自治体以内へのふるさと納税は確定申告が不要
今まではふるさと納税した件数だけ確定申告が必要でしたが、平成27年度からは5件以内であればふるさと納税の確定申告が不要になりました。
それが「ワンストップ特例制度」です。
寄附をした自治体に「寄附金控除に係る申告特例申請書」とその他の「必要書類2通」を郵送すると特例が適用されます。対応可能な自治体は5自治体までです。
今までは毎年2月の確定申告を行わなければならず手間が掛かりましたが、かなり負担軽減となりますね。
自営業者の方は毎年確定申告を実施する制度ですので、適用されませんが会社員方など確定申告不要な方々にとってものすごい恩恵となっています。
日本人の大多数は会社員などの確定申告不要な方ですので、この制度のお蔭でふるさと納税の人気は留まるところを知りません。
6件以上のふるさと納税となると相当高額になりますので、一般庶民の私たちにはあまりデメリットにはならないですね。
(一般庶民でないご覧の皆様申し訳ありません。)
また自営業者の方々は別の法律で止む無しなので、確定申告はあきらめましょう。ただ、お得なことに変わりありませんので、是非ご検討ください。
クレジットカードで支払えるふるさと納税も多い
ふるさと納税でクレジットカードが使えるかどうかは、自治体によるのですが、大体50%くらいの自治体ではクレジットカードが使えます。
ただし、直接、自治体でふるさと納税をしようとすると、クレジットカードが使える自治体はかなり減ります……。。
ふるなび などの納税サイトを利用することでクレジットカードが使える自治体が50%くらいです。
カードがつかえる自治体であればJCB、アメックス、ダイナース、VISA、マスターとカードブランドを選ぶことなく使えます。
人気カードである 楽天カード 、 三井住友VISAカード 、 エポスカード などはカードが使える自治体であれば、全部使えると思ってOKです。
「さとふる」を使えばすべての寄付でクレジットカードが使える
ソフトバンクグループである「さとふる」を使う場合は取り扱っている案件が100%クレジットカードで支払いができるので簡単便利です。
税金をカードで払えて、ポイントを貯めることが出来るのはいいですね♪
まとめ
さてここまでご紹介したふるさと納税いかがでしたでしょうか。
実際は自治体への寄付というのは驚きでしたが、それ以外は私たちにとってお得なものばかりでしたね。
みなさまも、上限額には注意してお得にふるさと納税を利用しましょう。
参考リンク
実際にふるさと納税を利用して御礼の品をもらいました。ふるさと納税は5000円から利用できます。
私はイクラやタラコが詰まったセットや豚の焼肉セットをもらったりしてコスパ最高でした。
内容をレビューしているので参考にしてください。