あと、リボ払いをやらない方がいいのであれば、他の有効な方法も合わせて解説してほしい。」
こういうの疑問に答えようと思います。
今回の記事では、『クレジットカードのリボ払いは使わない方がいい話!【メリットとデメリットを把握しよう】』を解説します。
私はクレジットカードオタクで、5枚のカードを使いまわしています。あと、10年以上、仕事で金融部門を担当していました。
最初にいっておくと、「リボ払いのおかげで助かった……。」という人もいます。
しかし、多くの場合はデメリットの方が勝ってしまいます。(知識武装が本当に必要です。)
知識がないばかりに損をしている人がすごーーーく多い……。(もったいない)
どうせなら損はさけたいですよね?
リボ払いを検討している人は、『メリット』と『デメリット』を把握してほしいと強く思います。
記事を参考にしてくださいね。
クレジットカードのリボ払いは使わない方がいい話!【メリットとデメリットを把握しよう】
結論:クレジットカードリボ払いはデメリットがメリットを上回る……使わない方がいい!
繰り返しになりますが、リボ払いは使わない方がいいです。
今から解説する『デメリット』を読み込んでほしい!
どうしても使うなら知識武装必須!
リボ払いのデメリット
デメリットは下記の3点です。
- 金利が高い
- 返済期間が長くなりがち
- 次々リボ払いを重ねるようになる
それぞれ解説します。
デメリット(1):金利が高い
リボ払いの金利って大体、15%くらい(実質年率)ですが高い……。
クレジットカードって1回払いの場合、金利が『0』なのでメリットなのですが、その最大のメリットを完全に消しています。
「カードローンとかと変わらないじゃん……。」っていう意見もあると思うのですが、変わろうがなんだろうが、15%は高いです。
手数料の計算方法
残高 × 手数料率 ÷ 12ヶ月 =月々の金利 です。
100万円の残高で年15%の場合
- 100万円 × 15% ÷ 12ヶ月 =12,500円
高いですね……。
カード会社はリボ払いに積極的に誘導してくる
カード会社は積極的に誘導してくる理由が、金利で儲けたいからです!
- リボ払いに変更でポイント10倍
- リボ払い利用で年会費半額
情弱って言われたくないなら、キャンペーンに乗せられてはダメですよ。
支払い額を、カードの限度額いっぱいまで引き上げることで、手数料を0にする方法もある
三井住友VISAカードの『マイ・ペイすリボ』が有名ですね。
名称が違いますが、この方法は色々なクレジットカードで採用されています。主に、年会費を半額とかにする方法です。
普段の買い物で一切、リボ払いを利用しないで、年会費のためだけにリボ払い設定を形の上だけする人は多いです。
これは知識がある人がやる方法ですね。
デメリット(2):返済期間が長くなりがち
永遠に終わらない可能性があります……。(本気で注意!)
え?リボの返済は毎月16円ずつしか返せてなかったの?? pic.twitter.com/RtfnWRzpmE
— 吉田 雄大 (@yoshida_yudai) November 6, 2018
上記のTwitterでは約150万円の残高に対して、月に15,000円を支払ったのに残高が16円しか減ってないという……。(悲惨すぎる。)
月に16円ずつしか残高が減らなったから、もう『終わらない』と同義語ですよね。
残高が多いときのリボ払いは本当に減らないです
リボ払いは『自分の都合で返済額を選べる』というのが罠です。
たとえば、残高が10万円くらいであれば、月に15,000円払った場合、残高はそれなりのペースで減ります。
しかし、残高が多いとその分、金利も多いので少々の支払い額では残高が減らないのです。
結果として、返済期間が長くなりがちになります。
デメリット(3):次々リボ払いを重ねるようになる
リボの最大の怖さが(3)です。
支払い額が一定なので、リボ払いを複数重ねても残高が増えていることに気がつきにくい……。
結果として、少々の支払いでは残高が減らず、(2)の状態になります……。(こ・怖い)
リボ払いのメリット
メリットは下記の3点です。
- お金がなくても大きな買い物ができる
- 支払いが一定の金額ですむ
- 余裕があるときに繰り上げて支払いができる
リボ払いのメリットは、後々、支払いをする前提のものなので、本当の意味でおトクなワケではないので注意してください。
メリット(1):お金がなくても大きな買い物ができる
クレジットカードのショッピング枠さえあれば、今すぐ、枠の上限まで買い物ができてしまいます。
手持ちの現金がなくても購入が可能なので、どうしても、今この時を逃すことなく購入したいという場合には役にたちます。
メリット(2):支払いが一定の金額ですむ
リボなら自分の都合に合わせて一定額の支払いが可能なので、「一括はキツイ……。」というときでも支払いを調整できます。
手数料という名前の金利がかかるからこそ、一定額でもいいのですが、支払いを調整したい人にとってはメリットです。
メリット(3):余裕があるときに繰り上げて支払いができる
「今は余裕がないけど、近い将来にまとまってお金が入るから……。」
とりあえず、最初はコツコツ払っておいて、余裕ができてから全額返済が可能です。
メリット(2)の支払いが一定の金額で可能なのと合わせて、好きなときにまとめて払えるので自由に買い物ができます。
リボ払いをする前に先にやるべき支払い方法
下記の2点です。
- ボーナス一括払いを利用する
- 分割払いを利用する
上記はクレジットカードによって出来る、出来ないがあるので注意。自分のカードの契約内容を確認してくださいね。
方法(1):ボーナス一括払いを利用する
リボ払いのデメリットである、『手数料』がボーナス一括払いの場合は必要ありません。
「ボーナスもらっていないからダメじゃん……。」っていう人もいると思うのですが、名称がボーナス払いというだけなので、ボーナスが出ない人も利用できます。
支払いを先延ばししている間にお金を貯めてしまいましょう。
リボ払いを検討しているなら、まずはボーナス一括払いを先に利用しましょう。
方法(2):分割払いを利用する
分割払いもリボ払いと同じように手数料が必要です。なのに、リボ払いよりも推す理由は、『分割払いは必ず支払いが終わる』からです。
- リボ払い → 最低支払額を払っていても残高が減らない
- 分割払い → 月々の支払いをしていると残高が減る
上記は極端な例ですが、リボに関する知識がない人が、大きな残高だとおこりえます……。
クレジットカードの知識がない人でも分割払いの場合は、決められた回数を払えば必ず終わるというのは大きい。
リボ払いよりも分割払いの方が超初心者の人にわかりやすいです。
まとめ:どう比較してもデメリットの方がメリットを上回っている!リボ払いは使わない方いい
リボ払いで「助かった!」という人がいるのは事実ですが、やっぱりデメリットの方がメリットよりも大きいのが実情です……。
- まずは、一括払い優先
- 一括払いがダメならボーナス一括払い
- それでもダメなら分割払い
リボ払いは、本当に本当に本当に最後の手段としましょう。
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