こんにちは、ミハナです。
「そばを食べながら日本酒を飲みたい!!!」 そんな思いでアタマがいっぱいになることってないですか?
もりそばを食べながら酒を飲むのが私は大好きです。が、しかし、いつも思っていました。
「もし、自分でそばを打って食べたらどんな味になるんだろう???」
なので、さっそく自分でそば打ちを体験しにいくことになりました。田舎体験や旅体験をサービスしている「 TABICA(たびか) 」を使ってそば打ち体験をして来ました。
TABICA(たびか)を利用してそば打ち体験
人生初のそば打ち体験です。
元々そばは好きでよく食べるけど、自分で打つそばがどれだけ楽しくて、どれだけ美味しいのか胸が高鳴ります。
場所は小田原
そば打ちの体験なので「小田原のそば屋さんで体験するのだろう!!!」と思っていて集合場所を確認したら場所がなんとマンション……。
「うん? そば屋じゃないのか……大丈夫だよね……??」
と若干の不安を感じながらマンションを訪れました。
「いらっしゃいませ~ どうぞ、どうぞ、ようこそ!!!」
こちらの不安も何のそので歓迎してくれた笠川さんご夫婦。「ホッコリする」という言葉がよく似合うお二人。温かい笑顔と優しい口調が印象的な夫婦です。ご主人の笠川さんは外資系勤務だったので英語、ドイツ語がペラペラの人……凄い。
趣味で始めたそばが今では小学校や介護施設で教えるほどの腕前になったそうです。
この、そば打ち体験企画も「自宅でそば打ちなんて最初はイイのかなと思ったけど、TABICA(たびか)の人がそれでも構わない」と言うから始めたそうです。毎月10人くらいのお客さんが笠川さん宅を訪れるそうです。
「夏休みは親子で来る人が多いですね~」と奥様の優しい顔が印象的でした。
ちなみ、この日はミハナ夫婦のみで、マンツーマンでじっくり、ゆっくりと会話をしながらのそば打ちです。
まずはそばの話を聞いたりして緊張をほぐす
まずは、そば茶といただきます。飲んだ瞬間に口のなかにフワッとそばの香りが広がります。
「お、美味しい……。」
そば茶ってそば屋さんでしか飲まないお茶ですが、やはり美味しいです。特にこの日いただいたそば茶は香りが豊かで何杯おかわりしたことか……(笑)。
コーヒーや紅茶をすすめられても、「そば茶がいいんですけど……(願)。」とリクエスト。自分の自宅で飲むお茶もこのそば茶にしたいレベルなほど美味しい。
そばの話を聞きます。
「今、日本で流通しているそばの8割は外国産なんです。日本産は2割ほど……。そのなかで、北海道のそばが本当に美味しいのでずーーーっとこだわって使っています。今日、打ってもらうそばも北海道産のそば粉です。」
「そばは必須アミノ酸のスコアが凄く高いんです。」
など、とにかくそばネタが豊富なご夫妻。
すごく、すごく、すごくそばが好きな様子が熱意として伝わります。思わずこっちも気持ちが入る(笑)。そこまでそばが好きでない人であっても、「あれ、俺ってそばが好きかも……。」っていう気持ちになれますよ。
自宅を改装した部屋は壁にそば猪口がずらり……。凄いです。これもご主人の笠川さんの趣味だそうです。そば猪口1つとっても色々な種類があるのにビックリします。
スタートして色々と緊張がほぐれたタイミングで言われた、
「好きなそば猪口(そばちょこ)でおそばを食べていいので選んでくださいね~」
この一言に妻のテンションが上がっていました。自分の気に入ったそば猪口を探すって楽しいものです。
色々とそば猪口の説明もしてもらいます。「これが荻焼きで……。」、「こっちの猪口は焼き物の厚みが少し薄くて……。」と。とにかく聞いていて不思議と飽きない。
マイ箸を作る
この日のプログラムは最初はマイ箸作りからスタートです。
ある程度は箸の形が出来ているのでカンナで面をおとすのと、ヤスリで口先を滑らかにする作業くらいで簡単。だけど、楽しい!!!これ、多分子供楽しいだろうな~。
出来上がった箸はいただけます。ヒノキの箸でいい匂いです。
そばをいただく
緊張がほぐれたところでそばをいただきます。
このそばは自分で打ったものではなくて、笠川さんが打ったそばです。控えめに言ってすごく美味しいです。まず、そばのコシが強い。そば茶同様に口のなかに入れるととフワッとそばの香りが広がります。
「そば粉自体が美味しいから、ネギとかわさびとかの薬味は必要ないんです。そばそのままの風味を楽しんでほしい」
笠川さんの言葉どおり、薬味なんて必要ないです。このおつゆが本当に味がしっかりしています。もちろんコレも笠川さんのお手製です。
そば屋のそばより美味しいってすごい……。
そばと一緒に食べたのが「そばいなり」です。油揚げでそばと生姜を包んでいます。始めて食べましたが、こちらも美味しい。生姜のピリッとした感じが口直し的に感じます。
この日いただいたもので1番美味しかったのがこちらの「そば湯」です。トロ~っととろみが付いたそば湯をつけ汁で割って飲むと最高です。
「お店で作る場合はどうしても大量のお湯でそばを茹でるからここまで濃いそば湯はできません。個人だからこそ出来るそば湯です。」
とのこと。このそば湯だけをいただくためにこのそば打ち企画に参加する価値があるくらいのそば湯です。
そばつゆを作るときの鰹節でとった出汁もいただきました。味がしっかりしていて濃い。「これでお味噌汁を使ったら絶対に美味しい」って話で盛り上がります。
そば打ち体験
美味しくそばをいただいたら、この日のメインであるそば打ちです。
小麦粉2割、そば粉8割の二八そばを作ります。まずは粉に水を入れてこねて球体にします。もう、この時点で楽しい。
そして、綿棒を使って生地を伸ばす。
さらに、伸ばす。 もうこの時点で気分は完全にそば職人です。
折りたたんだ生地をそばの太さに切っていきます。そば打ちのメイン作業の1つで、テンションMAXで超集中して切っていきます。
最初はぎこちなかったのが段々とマシになっていく。すると、笠川さんが「うわ~メチャクチャ上手ですね~」と合いの手を入れてくれます。これがけっこう嬉しい(笑)。
無事に切れました。これで2人前です。出来上がったそばは自宅に持って帰ることができます。もちろんそばつゆも一緒にいただけます。
改めてそば菓子でリラックス
そば打ち後に奥様手作りのそば菓子をいただいて最後のリラックスタイムです。気分はそば打ちで上がっているし、笠川夫婦と一緒にいる時間はとっくに緊張はとけているしで、本当に優雅な時間です。
奥様の上品な感じでなんかセレブな時間を感じます。年配の人だからこその優しい空気がたまらんです。普段、仕事で忙しいビジネスマンがだったら自分の時間感覚とのギャップで心がすごーーーく和やかになっているのを感じるのではないでしょうか?
「楽しんでもらえましたか???」
と聞かれる奥様に対して。
「もう、最高です。最初に緊張したり、不安だったりがウソのような充実した2時間です。」
こうやって伝えて心からお礼を言って笠川宅を後にしました。 楽しかった!!!
今回の内容は3500円
今回のそば打ち体験の金額ですが、大人3500円です。
TABICA(たびか)では体験企画によって金額が違います。今回のそばを食べて、そばを打って、打ったそばは2人前を持ち帰りで……それで大人1人3500円です。体験後妻に聞いてみました。
妻:「大満足!!!もう本当に楽しかった。普段だったら人見知りするのに……。こういう企画って楽しいね。」
本当に楽しかった!!!
最後に
始めてのそば打ち体験を終えて、「本当に楽しかった!!!」この一言にギュッと自分の思いを詰めることができました。普段からそばは好きでしたが、自分でこだわってそばを打てばこれほどの美味しいそばが食べられるんだと……。
「自分で作ったそばに自分の大好きな日本酒で夜の一杯を」と考えるとテンションが上がりまくります。
さっそく、自宅に戻って日本酒を数種類用意して自分でそばを堪能したことは言うまでもありません。このブログを見ている人にも、ぜひ、そば打ちの体験をしてみてほしいです。
TABICA(たびか)を使えば色々な自分が経験したことがない体験ができるので、「人生、色々なことを経験したい」と思っている人にはピッタリです。日本全国で利用出来るので自分の行動可能範囲の都道府県でチェックしてみてください。
※TABICA(たびか)とはどういう内容なのかをまとめました。こちらを読んでくれればわかりやすいです。 こんにちは、ミハナです。 っていうサービスが本当にアツいです!!! TABICA(たびか)とは 農業体験、ガラス細工の体験、街案内、川遊びの体験、釣りの体験、サマースポーツ体験、料理体験、カメラの解説、あげればキリがないくらいの色々な体験を ...
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